都心から列車で一本で氷の幻想風景!「あしがくぼの氷柱」に行ってみた

2019年1月29日 17:15更新

東京ウォーカー(全国版) 栗原祥光

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氷爆や樹氷など、冬しか見ることができない景色は数多い。けれど、首都圏から日帰りでいける場所となると限られてしまう。寒い時期ならではの風景を東京から見に行きたい!という人にオススメなのが、埼玉県秩父郡横瀬町にある「あしがくぼの氷柱」だ。

池袋から特急で乗り換えなし。地元の人と自然が作り出した「氷柱」

写真右手前の箱の中にあるスポットライトが氷柱を照らし出す撮影:栗原祥光

あしがくぼの氷柱は、「三十槌の氷柱」、「尾ノ内渓谷の氷柱」と並び秩父三大氷柱に数えられる氷柱。沢の水を人工的に撒き造り出された幅200メートル、高さ30メートルにもなる雄大な氷柱を間近で見ることができるスポットだ。

あしがくぼの氷柱の最寄り駅は、西武秩父線・芦ヶ久保駅。氷柱の公開に合わせ、2019年1月12日(土)から2月24日(日)までの土休日、特急レッドアロー号の一部が芦ヶ久保駅に臨時停車するため、該当する列車なら池袋駅から乗り換えなしでアクセスが可能だ。

芦ヶ久保駅を降りると、そこに広がるのはのどかな風景と澄んだ冷たい空気。夜になると氷点下まで気温が下がるとのことで、防寒はしっかり備えておきたい。一本道の林道に沿って進むこと約10分、仮設の券売所のある入り口で環境整備協力金として300円(中学生以上)を支払う。線路の下をくぐると、眼前には美しい氷の世界が広がっている。

氷柱の形はさまざま撮影:栗原祥光

斜面を登っていくと、氷柱に触れるポイントや、全景が見渡せる場所などがあり、氷柱のさまざまな表情が楽しめる。氷柱も角ばったものや丸まったものなどどれもフォトジェニックで、氷柱をカメラで収める人の姿もあちこちで見受けられた。

地面から生えているかのような氷柱撮影:栗原祥光

会場の頂上は広場になっており、そこでは地元の人による「いちご甘酒」(100円)をはじめ、おでんやすいとんの販売が行われているほか、趣のある薪ストーブと椅子がいくつか用意されたスペースとなっている。

ストーブを囲む広場撮影:栗原祥光

光と氷が織りなす、この世のものとは思えない夜景

日中の光景も美しいが、是非見ておきたいのが氷柱のライトアップ。2月下旬までの毎週金・土・日・祝日は鑑賞時間が延長され、日没から午後8時までライトアップが開催されているのだ。

さまざまな色でライトアップされる氷柱撮影:栗原祥光

投光機によって色とりどりに照らされた氷柱の姿は、荘厳かつ幻想的。取材中も、あちらこちらから感嘆の声が聴こえてきた。氷によって透き通ったり反射した光は、ステンドグラスや万華鏡とは異なる、陰影に富んだ独特な光景。同じ場所でも時間によって色を変えているため、時にはあやしげな表情を魅せたり、いっぽうで自然の厳しさを感じさせるものであったりと、見飽きることがなかった。また、芦ヶ久保駅を通過する列車の一部はライトアップ時間帯に氷柱付近で減速するため、その時は車窓から景色を楽しむこともできる。

近くには西武秩父線が通っており、一部列車は氷柱付近で徐行運転も行う撮影:栗原祥光

会場内は足元が悪く、高低差もあるため、夜間は特に歩きやすく暖かい服装が必要だ。また、近隣には商店が少ないため、休憩や食事には道の駅「果樹公園あしがくぼ」など駅周辺の施設を利用するのをオススメしたい。

近隣の道の駅果樹公園あしがくぼ撮影:栗原祥光

2019年の開催期間は1月5日(土)から2月24日(日)まで。厳しい寒さが作り出す今だけの絶景を見に、この冬は秩父へぜひ足を運んでほしい。

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