カラフルでおしゃれ!美しい萬古焼の世界を味わえる美術館「BANKO archive design museum」 | 三重・四日市市

2019年1月31日 19:00更新

東海ウォーカー 東海ウォーカー編集部

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四日市の地場産業として発展した萬古焼を、産業とデザインの面から紹介する小さな美術館「BANKO archive design museum」(三重県四日市市)。今回は、大人のアート旅にぴったりな同館の魅力をご紹介。職人たちの創意工夫で生まれた萬古焼の魅力あふれる世界にわくわくが止まらない!

萬古焼って?

江戸中期に文人趣味の高貴な茶陶を作った陶祖に始まり、現在の耐熱食器にいたるまで、300年ほどの歴史を持つ四日市の萬古焼。窯業に適した土が少ない場所ながら、職人らの創意工夫により、時代とともに発展を続けた焼物だ。

昭和時代の緑釉白椿菓子鉢(手前左)など

独自の切り口で萬古焼の魅力を伝える美術館

そんな萬古焼の魅力を発信すべく、内田鋼一氏が「BANKO archive design museum」を開館。内田氏は、四日市を拠点に活躍する陶芸家・造形作家であり、古物の蒐集家でもある。

アジアやアフリカ、ヨーロッパなどの窯業地で学び、1992年、23歳の時に四日市に工房を構えた館長の内田氏

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展示品は明治期以降、戦中戦後にスポットを当て、デザインに特化した独自の切り口で萬古焼を紹介。当時のものとは思えないほどカラフルでデザイン性の高い食器に目を奪われる。戦時中の鉄がない時代に陶器で作られた琺瑯写しのやかんなど、精巧に作られた代用陶器も興味深い。同館ではこれらの展示品を通して、全国の有名な窯業地にはない個性的な萬古焼の世界に触れることができる。

【写真を見る】鮮やかな黄と白のコントラスト、動きのある軽やかな展示にセンスが光る

現代でも通用するモダンな器たち

輸出用に作られた陶器のキューピー人形。これを目的に訪れる来館者も多いという

2019年4月14日(日)までは、企画展「yellow-黄色いものいろいろ-」も開催。美術館のイメージカラーである「yellow=黄色」に焦点を当て、紀元前の発掘品から1930年代のブリキのおもちゃにいたるまで、生産国や用途、素材が異なる黄色い作品を100点ほど展示している。

2019年4月14日(日)まで、「yellow-黄色いものいろいろ-」が開催中!

館内には萬古焼でコーヒーが味わえるカフェや、内田氏セレクトによる商品が並ぶショップもあり、さまざまな楽しみ方ができる。

「coffee kajita」の豆でいれたコーヒー(500円)とクッキー(150円~)

館内へと続く通路がショップスペースになっている

見て、知って、萬古焼のアート性を発見できる「BANKO archive design museum」で、萬古焼の魅力を味わおう。

「BANKO archive design museum」住所:三重県四日市市京町2-13 萬古工業会館1F / 電話:059-324-7956 / 時間:11:00~18:00 / 休み:火曜・水曜 / 料金:入館料大人500円、中学生以下無料

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