小説×音楽で独自の世界観を表現!WEAVER河邉徹に「流星コーリング」の魅力を直撃

2019年3月12日 12:30更新

東京ウォーカー(全国版) ソムタム田井

Twitterで
シェア
Facebookで
シェア

3ピースピアノバンド・WEAVERのドラマーであり、2018年には小説「夢工場ラムレス」で作家デビューも果たした河邉徹さん。そんな河邉さんの2作目となる小説「流星コーリング」が発売され、これを記念したサイン会イベントが、3月7日(木)にSHIBUYA TSUTAYAで開催された。

WEAVERのメンバーであり、小説家としても活躍する河邉徹さん

すべての画像を見る(5件)

「流星コーリング」は、2020年に打ち上げが計画されているという人工流星をテーマに、その舞台となる広島で繰り広げられるSF青春ストーリー。刊行と同日の3月6日には、WEAVERが本作をテーマにした同名アルバム「流星コーリング」もリリース。音楽と小説の両方で世界観を楽しむという、新しい試みにも挑戦している意欲作だ。

ウォーカープラスでは、サイン会直前の楽屋を訪れ、河邉さんに直撃インタビューを実施。執筆の経緯や、作品に込めた思いを語ってもらった。

【写真を見る】河邉徹さんが2作目となる小説「流星コーリング」の発売記念イベントを実施

――第1作である「夢工場ラムレス」と比べて、執筆のスタイルに変化はありましたか?

河邉 今回はやはり、アルバムとの連動ありきでスタートしたところが、いちばんの違いですね。音楽と交わることで、どんな表現ができるのだろう……と、そこを強く意識しましたが、楽しんで書いたことには変わりはないです。

――「流星コーリング」と同名のアルバムを発売する発想は、いつ思いつかれたのでしょう?

河邉 第1作を刊行した直後、メンバーの間で「せっかくバンドに小説を書けるメンバーがいるのだから、音楽と小説が連動した企画を試してみてはどうか」という話になって。その時点で、すでに本作のプロットはあったので、試しに読んでもらったら「これまでに発表してきた曲の中でも、星や月をテーマにしたものは評判がよかった。『流星コーリング』も、星空がテーマの作品だから、きっとファンの方たちに愛してもらえるはず。この物語を、音楽と連動して作っていこう」という話になり、動き出すことになったんです。

サイン会には多数のファンが駆けつけ、大盛り上がりに!

――ミュージシャンと作家、それぞれの視点で制作に当たるのは大変だったのでは?

河邉 むしろ、楽しみの方が多かったですね。音楽と小説、両方やっているからこそ仕掛けられるギミックもあるので、それを考えるのが楽しくて。一度読んだだけでは見逃してしまうようなポイントも、曲を聴いてから読み返せば、新たな発見があったり。そういった楽しみ方ができるのも、本作ならではの特徴ですね。

――小説と楽曲が、互いに影響し合っているわけですね。そんな「流星コーリング」を通して、河邉さんがもっとも伝えたいメッセージとは、どういったものなのでしょう?

河邉 人生とは、楽しいことだけじゃなく、悲しいことも必ず起きるもの。だから、喜びだけじゃなく悲しみも経験して、それを両方抱えて、人間は生きていくんだよ……ってことをテーマにしています。小説と音楽を通して、それを感じ取ってもらえたら幸いです。

1冊ずつ、心を込めてサインを記す河邉徹さん

――今回のサイン会に続き、3月16日(土)には朗読と楽曲が同時に楽しめる「流星コーリング」朗読音楽会も実施されますが、こちらの見どころを教えてください。

河邉 音楽は聴くけど小説は読まない。その逆で、小説は読むけど音楽は聴かない……といったように、どちらかにしか興味のない方にも、本作ならではの“音楽と小説がリンクする感覚”を味わってもらいたくて企画したプロジェクトです。声優の花澤香菜さんに朗読を担当していただき、僕たちがその裏で楽曲を演奏する。ふたつの要素が重なることで、何とも言えない不思議な空間が出来上がる……と思いますので、大勢の方に遊びに来ていただけると嬉しいです。

――初の試みとなる朗読音楽会、成功を期待しています! それでは最後に、これから順次開催されますサイン会ツアーに向けて、意気込みをお聞かせください。

河邉 2作目となる小説を書かせていただき、“本”という手に取ってもらえる形で、皆様にお届けできることを、本当にありがたく思っています。そして、小説と音楽の両方で作品を知っていただき、応援してくださるファンの皆様には、感謝の気持ちしかありません。来てくださった方たち、ひとりひとりの目を見て、ありがとうの気持ちをお伝えしたいと思っています。全5会場を回らせていただきますので、よろしくお願いします!

笑顔でファンと交流する河邉徹さん。サイン会は全5会場で実施予定

河邉さんによるサイン会イベントは、3月22日(金)に星野書店近鉄パッセ店(18時スタート)、3月25日(月)にMARUZEN&ジュンク堂書店梅田店(18時スタート)、3月26日(火)にジュンク堂書店三宮店(18時スタート)、3月27日(水)にジュンク堂書店広島駅前店(18時30分スタート)、3月30日(土)にジュンク堂書店池袋本店(15時スタート)で開催予定。

また、「流星コーリング」朗読音楽会は、3月16日に品川インターシティホールにて、18時より開催の予定(開場は17時から)。朗読&演奏だけでなく、WEAVERと花澤さんによるトークショーも実施されるので、こちらも併せて楽しみたい。

この記事の画像一覧(全5枚)

大きなサイズで見る

キーワード

関連記事

ページ上部へ戻る