間違いだらけの就職活動/OB訪問の鉄則を知ろう!

2019年3月19日 11:31更新

東京ウォーカー(全国版) 「就職ウォーカー」編集部

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就職活動が本格化するこの時期。関心のある業界や企業のリアルな姿を知りたければ、OB・OG訪問が有効だ。仕事内容や社風など、実際に働く社員ならではの声を聞き、企業研究を深める事が出来る。ただ気をつけなければならないのは、OB・OGはれっきとした社会人! 大学の友達気分で会うのではなく、社会人としてのルールを守らなければならない。そこで、就職活動コンサルタントの高田晃一先生に、訪問前後の鉄則を教えてもらった!

就職活動コンサルタント・高田晃一先生

就職活動コンサルタント・高田晃一先生
イラスト=岡本倫幸

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OB・OG訪問は就活で有利に働くってホント?

選考で有利になるとされているが、実際のところどうなのだろう。

「企業によってはOB・OG訪問を一定回数行わないと内定を与えなかったり、OB・OG訪問をした学生に特別選考のオファーをする場合もあります」(高田先生)。やはり選考に影響するようだ。まずは自分が受けたい企業を研究し、OB・OG訪問が必須なら何度もトライしよう。そして、たとえ訪問が必須でなかったとしても、面接の練習になるというメリットがあるそう。「社会人と話すことに慣れていないと、変な敬語になったり、緊張のあまり的外れな発言をしてしまうことが起きます。OB・OG訪問で社会人と対話する経験を積むことで、ふさわしい話し方や度胸を体得できますよ」

企業側が採用条件としていなくても、積極的に訪問したほうが良さそうだ。

  

  w/b / PIXTA

OB・OGを紹介してくれるウェブサービスやアプリもある

そもそも、会いに行くOB・OGはどうやって探せばいいのだろう?

「自分の学校のOB・OGに会うのが基本です。学校によっては企業ごとのOB・OG名簿を公開しているので、志望企業に勤めている先輩を探せますよ。他の方法として、OB・OG訪問を仲介してくれるウェブサービスやスマホアプリが多数あるので、それを使うのも手です」

ちなみにOB・OG訪問をする時期は早ければ早いほど良いそう。極論を言えば大学1年生から行って、将来自分がどう働きたいかじっくり考える事も出来る。

OB・OGが自主的に話してくれるのを待つべからず! 質問リストを用意

【写真を見る】就職コンサルタント・高田晃一先生

【写真を見る】就職コンサルタント・高田晃一先生イラスト=岡本倫幸

OB・OGに会う前に、どんな準備をすればいいのだろう?

「まずは訪問するOB・OGが在籍する会社のウェブサイトをしっかりと読み込み、基本的な企業情報は全て知っている状態にしておく事は当然です。そしてOB・OGは仕事で多忙かつ疲れている中、時間を割いてくれるので、せっかくの時間を無駄にしないよう、相手への質問をまとめておきましょう。相手が勝手にしゃべってくれると思わないように!」

【質問の例】

・会社の雰囲気はどのような感じですか? ・やりがいを感じるのはどんな時ですか? ・会社が抱える、克服すべき課題は何ですか? ・採用試験を受ける上でのアドバイスをお願いします ・どんな後輩と一緒に働きたいですか? ・産休を取ったのちに復帰できますか?

カジュアルな服装やタメ口、遅刻などは厳禁!

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【写真を見る】就職コンサルタント・高田晃一先生イラスト=岡本倫幸

質問リストを用意し、会話のシミュレーションもばっちり。…となると、他には何に気をつければいいのだろう。

「自分もこれから社会人の仲間入りをするのですから、OB・OG訪問においても社会人対社会人の常識を守る必要があります。もし社会人同士の商談であればスーツ着用、待ち合わせ時間や終了時間の厳守、タメ口禁止、招いた側が飲食費用を負担する事などは常識ですよね。ですからOB・OG訪問でも同じようにしましょう。飲食費も学生が負担。これらを守って絶対に失礼のないようにしましょう。一つでも無礼があれば選考に影響する、というぐらいに考えておいたほうがいいです。とはいえこちらは学生ですので、向こうも完璧な人間を期待しているわけではないので安心してください。先ほど述べたような失礼さえしなければ、スーツを着こなし爽やかな笑顔で、大きめの声で論理的にコミュニケーションが取れれば、それでもう印象はいいのです。さらに、積極的に質問したり、相手の企業について勉強している事を見せられれば、なおいいですね」

当日中のお礼メールは必須! 話を書き起こして選考に生かそう

  

  

OB・OG訪問が無事に終わったら、その後にする事はあるのだろうか。

「その日のうちにお礼のメールを送りましょう。送信する前に相手の企業名やお名前の表記をいま一度確認し、文章がきちんと敬語になっているかもチェック。ここまでが相手に対してする事です。次に、自分のためにする事としては、相手が発言した内容をノートに書き起こし、その企業の課題や目指すところ、その企業が本当に求めている人物像とは何か、を自分なりに導き出しましょう。その内容を本選考のエントリーシートや面接で反映させれば、『この学生は分かっている』と判断され、選考で優位になるはずです」

以上の鉄則を守って、実りあるOB・OG訪問にしよう!

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