横浜DeNAベイスターズ、18年ドラフト1位の上茶谷選手にインタビュー!

横浜ウォーカー

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

現在発売中の「横浜ウォーカー」4月号では、横浜DeNAベイスターズを特集!

本誌では三浦大輔投手コーチに期待の投手として名前が挙げられた上茶谷大河選手。本誌では紹介できなかったインタビューをたっぷり掲載!

「すでにプロで通用するボールを投げている」と三浦大輔投手コーチが期待する上茶谷投手撮影=福岡諒祠


「自分はコントロールや変化球のコンビネーションでゲームを作るピッチャーだと思っています」


――指名されてからここまでを振り返って。

上茶谷 ドラフトで順番に名前が呼ばれていって、横浜DeNAベイスターズの時に「来いっ!」って、強く念じてました。だから自分の名前が呼ばれた時は、ただただうれしかったです。そのあとすぐに東(克樹)さんから電話をいただきました。大学時代から親交があったのですが、すぐに電話をいただけたのもうれしさに輪をかけました。

――東選手とはどんな話をされたんですか?

上茶谷 「まさかチームメイトになるとは」って。「これから大変だろうけど、頑張って」と激励していただきました。

――その後、新人合同自主トレに参加しました。最初の感想は?

上茶谷 大学時代はDH制だったので、バッティング練習はほとんどやっていなかったんです。でもセ・リーグだからバッティング練習はもちろん、バントの練習もしなきゃいけない。今まで以上のことをやっていかなきゃいけない。あたり前のことなんですけれど、あらためて実感しました。

――寮生活はいかがでしょう。

上茶谷 同期はみんな仲がいいですね。特に伊藤裕季也は同級生で入団も一緒。しかも大学時代から知っているので一番仲がいいです。彼はよく僕の部屋に遊びに来るんですよ。で、僕も彼の部屋に遊び行こうとするんですけど、いつもカギが締まっていて中に入れない。でも伊藤は来るんですよ。なんか不公平な感じがしませんか?

――即戦力の評判が高いですが、ご自身はどんなタイプのピッチャーだと思っていますか?

上茶谷 東洋大学時代は甲斐野 央(ソフトバンク)と梅津晃大(中日)と3人で150キロトリオと騒がれましたけど、ほかの2 人はともかく、僕はストレートで押していくタイプではないです。コントロールとか変化球のコンビネーションでゲームを作るタイプのピッチャーだと思っています。

ドラフト会議の交渉権の紙にラミレス監督に書いてもらった「11勝」が目標と語る撮影=福岡諒祠


――上茶谷選手が理想とする投手像はあるのでしょうか?

上茶谷 憧れているのはダルビッシュ有さん(シカゴ・カブス)なんですけれど、タイプ的には金子弌大(ちひろ)さん(北海道日本ハムファイターズ)のようになれたらいいなと思っています。

――横浜DeNAベイスターズのドラフト1位は毎年活躍しています。プレッシャーもあるのでは?

上茶谷 それはもう(笑)。会う人みんなに言われますから。ラミレス監督が交渉権の紙に11勝と書いてくださったので、到達点として目指すべきはまずそこだというのはあるのですが、2ケタ勝利とか新人王とか、そこだけを見てしまうと背負う物が大きくなりすぎちゃう。もう積み重ねるしかないので、目の前の1試合1試合と、本音では思っています(笑)。

上茶谷大河 #27 投手

1996年京都府生まれ。2018年、東洋大からドラフト1位で入団。大学4年時の春のリーグ戦では6勝。そのうち1試合で20奪三振を記録しMVPに輝く。ストレートは最速151キロ。コントロールにも定評がある

【取材・文/小貫正貴、撮影/福岡諒祠】

※「横浜ウォーカー」4月号(発売中)はW表紙! 筒香選手&DB.スターマン、山﨑選手&DB.キララの各コンビが登場しています。また、「横浜DeNAベイスターズ大特集」では、2人のインタビューのほかにもさまざまな企画を掲載。

編集部

この記事の画像一覧(全2枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

お花見ガイド2024

お花見ガイド2024

全国1300カ所のお花見スポットの人気ランキングから桜祭りや夜桜ライトアップイベントまで、お花見に役立つ情報が満載!

CHECK!今が見頃の花見スポットはこちら

ページ上部へ戻る