"福岡の宝石 糸島の輝き″と話題の糸島市出身の新人女優の大原梓

大原梓さん(19歳)に上京してからの芸能活動について話を聞いてみた。

——芸能界に入ったきっかけを教えて下さい。

「地元福岡では芸能活動はしてなくて、サロンモデルなどはやったことがありました。高校1年生の時に芸能界に興味を持ち始めたんですよね。初めは女性誌のモデルに興味があったんですけど、同じ福岡県出身の今田美桜さんの演技を見たときに圧倒されて、女優を目指すようになりました。そんな時に、偶然にも同じ事務所から福岡でスカウトされて今年上京しました！」

——福岡から上京してきたときの気持ちを教えていただけますか。

東京に来るとなった時に、子どものころから一緒にクラシックバレエをやっていたお友達がお見送りに来てくれたんです。バイバイだけかと思っていたらプレゼントも渡されてびっくりしたし、飛行機の移動が1時間30分ぐらいあったので、中身を見ようかなと思って開けたら手紙も入っていて！その手紙を読んで、もううるうるしちゃって。でも真ん中の席で両隣りにお客さんが座っていたので、これは(泣いたら)ダメだなと思い、途中で見るのを止めて、おさまるまで待って、よし！と思ってまた読みました。ふだんあんまり気持ちを伝えてくれる人ではないのに、私を励ます内容が5枚ぐらいぎっしり書かれていて…。"ビッグになって帰ってこい！″と言われました」

——4月発売の、週刊ヤングジャンプと週刊プレイボーイに出演されましたが、初のグラビア撮影はどうでしたか？

「白いワンピースを着たりとか、水着の撮影もあったんですけど、プライベートでもビキニは着たことがなくて。初めてのビキニということもあったからすごく緊張したんですけど、スタッフの方からも『すごく似合っているよ！』と言われ、嬉しかったし、自信が持てました。週刊ヤングジャンプさんの撮影でも、週刊プレイボーイさんの撮影でもカメラマンさん、スタイリストさん、メイクさん、スタッフの皆さんが場を和ませてくれてすごく安心して撮影ができ、こんなに撮影が楽しいとは思いませんでした！

——miwaさんの「RUN FUN RUN」のMusic Videoにも出演されていますが、撮影はどんな感じでしたか？

「実は初めてのお仕事がこのMusic Videoへの出演でした。YouTubeにも上がって！YouTubeで自分の姿を見る、しかもいろんな場所でちょこちょこ走ったところが繋がってまとまっていたので、『あ、私miwaさんのMVに出たんだ』って実感したし、感動しました。名古屋の観光名所を回っての撮影だったんですけど自分も観光に来た気分ですごく楽しかったです。ロケバスの運転手さんがお仕事で観光の案内もされているそうで移動中もいろいろ説明してくれたのも印象的でした」

——今後の芸能活動、どのような事に挑戦していきたいですか。

「まだ、詳しくはお話できませんが今年秋公開予定の映画「いのちスケッチ」に出演します。演技の仕事が始めてだったのですが、私の役柄で自己紹介をするようなシーンがあったんです。他の出演者の皆さんが私に注目するような感じになったので、一瞬台詞が飛びそうになりましたがなんとかやりきりました。事務所の先輩でもある今田美桜さんのように男女関係なく誰からも愛される女優さんになりたいです。そして時代を代表する樹木希林さんのように、幅広い年齢層の役を演じれる「令和」を代表する女優さんになりたいです」

——同じ事務所の今田美桜さんにはお会いしましたか？

「実は先日お会いする機会があって。その時に、今田美桜さんが緊張した私にすごく気を遣って話しかけてくれたりして、とてもやさしい方でした。また、同じ福岡県出身ということもあり、地元の話ですごく盛り上がりました。芸能界は初めてのことばかりで不安になることもあるけど、同じ事務所に憧れの今田美桜さんがいるという存在はすごく心強く思います」

撮影＝石塚雅人 ヘアメイク＝Toyoda Yousuke(Rooster)

ウォーカープラス/野木原晃一