東京・国立に“クマ”出没?笑顔ほっこり「クーマカレー」が人気
東京ウォーカー(全国版)
子どもから大人までみんな大好きなカレー。食材やスパイスにこだわり、家庭で作ることも多いメニューだが、最近“熊”をモチーフにしたカレーが、クマ好きの人たちを中心に密かな人気を呼んでいる。東京・国立市のカフェ「Yume×Time Cafe(ユメタイムカフェ)」の「クーマカレー」(900円、ランチセットは950円~)だ。
「クーマカレー」は、クマの顔を模したライスに干しブドウで目と鼻、卵の白身で口の出っ張り部分、切った海苔で口の部分を作り、たっぷりのトマトと11種類のスパイスを入れて煮込んだキーマカレーを一緒に盛り付けたこの店1番の人気メニュー。子どもも安心して食べられるようにと、スパイスを感じながらも辛味を抑えた優しい味が特長だ。
「かわいすぎて食べるのがもったいない!」と誰もが思ってしまうこのキュートなカレーを作ったきっかけを尋ねると、「共同経営している妻・知子の旧姓に“くま”が入っていたので小さい頃から“くまちゃん”と呼ばれていたんです。それもあって、クマのキャラクターも大好きで。それが発端なんです」と、なんとも微笑ましいエピソードを聞かせてくれたオーナーの藤原裕介さん。
元々カレーが好きでカレーをメニューに入れたいと思っていた2人が、単純にカレーを提供するのではなく、“盛り方”でお客さんに喜んでもらいたいと、オープン2か月前にクマの形で試作。「くまさんカレー」という名前を付けてmixiに写真を掲載したところ「カワイイ!」と評判になり、さらに、「“くま”と“キーマ”をかけて、『クーマカレー』にしたらよくない?」という友人の一言で、この「クーマカレー」が完成したという。
「オープンして3か月になりますが、『クーマカレー』が登場すると、みなさんホッコリ笑顔になります。また、必ず写真を撮られるので、カメラのシャッター音を聞かない日はないほどの人気者です」(オーナーの藤原さん)。
耳の部分だけを食べて“アフロクーマカレー”にしたり、カレーの部分でクマの形を作った“クーマカレー(改)”にしたりと、お客さんも思い思いの食べ方で楽しんでいる様子。クマ好きの人も納得の可愛さのようで、噂を聞きつけた関西在住の人が上京の際にわざわざ食べに来てくれたこともあったそう。
通常のカレーと違って盛り付けに多少手間がかかってしまうため「提供時間が少し遅くなってしまうのが悩み」というが、登場と同時にみんなが笑顔になるのは、待っている時間以上の驚きと感動があるからこそ。かわいくておいしい「クーマカレー」が気になる人は、ぜひ会いに行ってみては?【東京ウォーカー】
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