白間美瑠(NMB48) 「メンバーにも笑顔になってもらいたい」初写真集に王道アイドル要素満載！

アイドルグループ・NMB48の中心メンバー、白間美瑠さん初の写真集『LOVE RUSH』が6月19日に発売される。山本彩さん卒業後の初シングル「床の間正座娘」でもセンターを務め、グループを引っ張る中心メンバーである白間美瑠さんならではのアイドル論や、空前のアイドル写真集ブームの今「出しすぎたらアカン！」とグループメンバーから制止されつつもノリを詰め込んだ写真集の制作秘話、「涙が出た」という初めての経験について存分に語ってもらった。

"みるるん″流のリーダーシップ、アイドルであるために「メンバーに笑顔になってもらうこと」

――NMB48はメンバー同士がみんな仲良しというイメージがありますが、チームを引っ張る立場としての白間美瑠さんが思う秘訣があれば教えてください。

【白間美瑠】チームを引っ張りたいと言ってますが、自分では、引っ張っているかどうかわからないですね。「床の間正座娘」でセンターに立たせてもらっているから誰よりも努力しなければいけないと思いますし、あとはやっぱり一番目に付く立場ですので、背中を見てくれているメンバーにもかっこいいなーって思われたいとは思っています。

私は後輩にこうしたらいいんだよって言うのはあまり得意ではないので、そういう役割はアカリン(吉田朱里さん)がすごくうまくて、私もそうしたいなとは思うんですけど、私にはできないので、私の引っ張り方としては、長いレッスンで疲れたメンバーを笑かしたりして、リラックスさせたりできる人になることだと思っています。

――NMB48は、今の48グループの中ではどんな存在だと思いますか。

【白間美瑠】NMB48は、女性ファンが多いので、他の48グループとは色が違うなと思います。顔だけでなく身体のラインのキレイな子も多いので、いろいろな意味でみんなに好きになって欲しいです。大阪ですから笑いを狙っていく姿勢は大切にしたいですね。NMB48はボケに行くのが大事だと思っています(笑)。

――白間美瑠さんにとってアイドルとはどんな存在ですか。

【白間美瑠】自分にめっちゃ自信を持っていて自分が大好きな人。そうじゃないと、ファンに好きになってもらえないと思いますし、自分の魅力を伝えることができないと思います。

――白間美瑠さんは自己分析するとどんな人ですか。

【白間美瑠】人懐っこい。つねに誰かとくっついていないとそわそわするタイプです。後はいつも笑顔で明るい性格です。

「出しすぎアカンで！」と、NMBメンバーから制止!? "みるるん″のノリが詰まった写真集に

――写真集の発売が決まった時の気持ちを教えて下さい。

【白間美瑠】19歳の時に一度お話をいただいたと聞いていて、ずっと待っていて、待ちに待ったという感じですが、今のタイミングで本当によかったと思っています。今の状態が活動していていちばん自分らしいというか、その自分らしさも好きなので、写真集の発売はベストのタイミングだと思います。

――ひと言でいうとどんな写真集ですか。

【白間美瑠】ノリ！その時の感情に任せて、そう思ったらそうだと身体が勝手に動き出した、ここで撮ろう！撮りたい！と思ったら、ばっーと走って、撮ってくださいと言って撮影してもらいました。いきなり脱いだり(水着撮影時)とかもしました(笑)。自分が楽しかったら、その楽しさが伝わるかなと思って、ずっと楽しんでました。そんな私のノリが詰まった写真集です。

――写真集が決まった時のメンバーの反応はどうでしたか。

【白間美瑠】絶対見る！"みる″だからやばそうだなって。みんなに出し過ぎたらあかんで！と言われました。私は全然恥ずかしくなくて歯止めが効かないんですよ(笑)。

――表紙はどんな写真になりそうですか？

【白間美瑠】爽やかな白いシャツを着たカットです！候補は私から出しました！

――撮影時期はいつごろで、どこで撮影されましたか。

【白間美瑠】2月にオーストラリアのゴールドコーストに行きました。真夏でしたが、曇りでむしろちょうどよかったです。晴天ですと私は目が開かないので(笑）。

――撮られることはやはり楽しく感じますか。

【白間美瑠】お仕事の中で撮られることが一番好きです。カメラマンさんとふたりきりの世界ですし、ちょっと恥ずかしいですけど、私はいつも妄想しながら撮られているので楽しいんですよ。もちろん、その時に感じたままの表情もあります。

写真集の撮影を通じて「もっと頑張ろう」と涙が出た、女優業にも興味

――撮影中、特に大変だった事や、ここはうまくできた！という事があれば教えて下さい。

【白間美瑠】牧場に行ったんですけど、バギーに乗りました。秘境っぽいところを走ったのが思い出です。走り始めた瞬間と戻ってくる瞬間は、カメラに収めてもらっています(笑)。太陽の下で、短めのウエットスーツでずっとサーフィンをしていたので、お尻が真っ赤になり、日焼けが大変でした。日焼け止めを塗ると負けた気がしますので、夏は日焼け止めを塗らないんですよ。それで楽しさが半減するのはもったいないので、その写真が載るかもしれません。

――撮影中は、カメラマン、スタッフたちとどんな感じで撮影を進めて行きましたか。

【白間美瑠】遊びに来たって感じでずっと撮っていました。衣装でも私服でも撮影していましたね。

――衣装は何ポーズぐらいありましたか。水着シーンは満載ですか。

【白間美瑠】めっちゃ着ました。1日だけで10着以上着た日も。全部で20着ぐらいですかね。いろんな形の水着を着ました。ほぼ水着の写真集かも！三つ編みで、ジーンズにスポーツブラみたいな感じで街中で撮影したのがすごく好きです。腹筋も割れていますし。自転車を漕いでいるカットやボブのカットも気に入っています。使われていないガソリンスタンドで、雰囲気がかっこいい大人っぽいメイクをして、水着で、風が吹いて髪の毛がバサッとなっている状態で撮った写真だけ、がらっとイメージが変わっていると思います。

――特にお気に入りのページがあれば教えて下さい。

【白間美瑠】いつもロングヘアでの撮影が多いんですけど、写真集では、自分の髪をうまく巻き込んでボブっぽくしたヘアアレンジもあって、初めてショートヘアの自分も見せているカットもあり、新鮮でした。夕日をバックに涙を流したカットが好きです。オーストラリアが楽し過ぎて帰りたくない。自分だけのものとしてこのシーンを残せるのでと思ったら自然に涙が出てきました。もっとがんばろうとも思いました。

――写真集に点数を付けるとすると何点ですか。

【白間美瑠】自分らしさを解放できたので、楽しさも満点です。

――今、やりたいことがあれば教えてください。

【白間美瑠】演技をしたいです。これまでにやった役が、意地悪な役ばっかりだから、怖い役にも挑戦してみたい。探偵とかもやってみたいですね。

撮影＝石塚雅人

ウォーカープラス/野木原晃一