愛知の新ご当地麺「鶏潮そば」が名店・喜多楽で販売中
東海ウォーカー
愛知の最新ラーメン情報を掲載したムック「ラーメンWalker愛知」では、愛知のラーメン界をさらに盛り上げるべく新ご当地ラーメンを開発した。「麺家 喜多楽」(名古屋市中区)で販売中の鶏潮そば(800円)がそれだ。
全国に通用するご当地ラーメンに必要なのは、地元食材を使うほか、その土地らしさを表現するなどのわかりやすさ。そこでフードジャーナリスト・はんつ遠藤氏ら達人がガチンコトークを繰り広げ、3大条件を設定した。
まずは名古屋コーチンや三河地鶏など、愛知は鶏処であることから鶏肉はマストに。天むすやエビフライのご当地グルメでおなじみのエビも条件に追加し、スープは昨今ブーム到来中で、繊細な鶏やエビの味を生かす淡麗系の塩に決定。過去東海Walkerで数々のコラボ麺に挑戦経験のあるアイデアマン、喜多楽店主の林直治氏に創作を依頼した。
丸鶏などでダシをとった塩味ベース。スープと鶏本来の味を生かすため、チャーシューの鶏は薄味仕上げに。エビがたっぷり入ったプリプリのワンタンも自信作だ。
「奇抜さよりシンプルさにこだわり、スープのダシは鶏のみに。エビの風味は鶏に勝ってしまうので、具はスープを邪魔しないワンタンにしました。鶏、エビそれぞれの味わいが楽しめますよ」と林氏。「繊細な鶏のスープにアクセントを加えるのは甘エビの香味油。うま味が詰まった頭のみをオーブンでじっくり焼き、香り、香ばしさをアップ。スープとの相性を考え、鶏油で仕上げました」。モンゴル岩塩で全体のバランスを調整。「コクと上品さのバランスが絶妙なモンゴル岩塩をスープとブレンド。魚介類と肉類の両方と相性抜群で、ワンタンに入ったエビの甘味や、繊細な鶏の風味を最大限に引き立てます」。
店主渾身の作である鶏潮そばは昼夜各10食限定。同店で2011年11/30まで販売の予定だ。【ラーメンWalker愛知】
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