ハマの定番おやつ 暑さを吹き飛ばす!爽やかなレモンタルト

横浜ウォーカー

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夏の足音を感じるこの頃、さわやかな酸味が暑い日にぴったりなレモンを使ったスイーツが各店から続々と登場している。パティシエのセンスや技術により、変幻自在に姿を変えるタルトに注目!

レモンタルトといっても多種多様で、地元で作られたレモンを生かしたものや、まるで本物のレモンのようなコロンとしたビジュアルが可愛らしいものも。特に個性を感じられる3店舗のレモンタルトをご紹介。

鷺沼の「PATISSERIE LUTÈCE」


【写真を見る】鷺沼駅から徒歩3分の線路沿いに位置する(C)KADOKAWA 撮影= 野口 彈


ここは、オーナーの阿部雅子さんと女性スタッフによるパティスリー。女性ならではの感性と職人としての力強さを持ち合わせたスイーツがショーケースに華を添える。店名の「リュテス」は、ローマ時代のフランス・パリを指す言葉。フランス語で書かれたレシピ本や雑貨がディスプレイされた店内は洗練された雰囲気で、至るところに阿部さんの感性が散りばめられている。

味も見た目もキュン♪とするレモンタルトは暑い時期にぴったり。ピスタチオの生地の緑と黄の配色に気分が高まる(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


9月下旬まで販売予定の「レモン」(498円)は今季の新作。フランボワーズジャムを塗ったクリームチーズタルトを土台にして、レモンの酸味を緩和。レモンの形をしたレモンクリームの中にパイナップルコンポートを詰めて夏らしさも演出した。レモンの強い酸味が尖らないよう、複数の素材を組み合わせてバランスのいい味わいになっている。なんでも、製菓道具店で出合ったレモンの型にひと目ぼれし、たった2日で商品化をしたそう。小さな一個に阿部さんのときめきがギュッと詰まっている。

梶が谷の「La Pâtisserie Seri」


店内は広々していてベビーカーでも入りやすく、アットホームな雰囲気(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


洋酒を一切使わず、誰でも安心して食べられるスイーツをそろえる「La Pâtisserie Seri(ラパティスリーセリ)」。店周辺は住宅街で家族連れの客が多く、品々に、「子供や妊婦でも食べられるように」というオーナーの芹田裕二シェフの優しさが込められている。

端正な絞りが個性派な「レモンタルト」(480円)(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


なんと、こちらもレモンタルト。レモンのクリームを入れたタルトの上に、レモンとライムの皮を入れたメレンゲを綺麗に絞って、表面をバーナーで炙っている。メレンゲを絞ったレモンタルトで高さを出しているものは珍しく、東京「ホテルニューオータニ」出身の芹田さんのアイディアが光る。たっぷりのメレンゲがまろやかにレモンを包み込み、酸味もマイルドに。

和田河原の「Pâtisserie Caprice」


白色に映える赤い扉が目印(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


本厚木「雅藤」などで修行を積んだ、中村 亨シェフが地元にオープンした「Pâtisserie Caprice(パティスリーカプリス)」。南足柄市や小田原市など、近隣地域の旬の素材を取り入れたスイーツが見どころのひとつだ。

鮮やかな黄色が夏を連想させる(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


「タルト オ シトロン」(440円)は、小田原市「矢郷農園」の片浦レモンを使用。種以外を煮詰めて作るジャムをアクセントに、レモンとバニラのクリームを重ねた。キリリとした酸味とほんのりと効いた苦味に、さわやかな香りが漂う。8月中旬まで販売予定。

清涼感ある酸味と香りが暑さを吹き飛ばすレモンのスイーツで夏を感じて!

【取材・文=磯崎 舞/撮影=奥⻄淳⼆、野口 彈】

横浜ウォーカー編集部

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