新海誠監督の最新小説『小説 天気の子』発売！紀伊國屋書店新宿本店には『天気の子』特別展示も登場

新海誠監督の最新小説『小説 天気の子』が、7月19日(金)の映画『天気の子』公開に先駆け、7月18日(木)に発売。紀伊國屋書店新宿本店では午前0時にカウントダウンを行い、抽選で選ばれた100名のファン全員とその発売を祝福。さらに新海誠監督サイン入り原作本の最速発売を実施した。また、同日より紀伊國屋書店新宿本店B zoneでは『天気の子』特別展示もスタートした。

晴天は“天気の子”パワー!?先行発売イベントは大熱狂

初版50万部という驚異的な部数での刊行となった新海誠監督最新小説『小説 天気の子』。小説では、映画では描かれない視点での登場人物たちの心情が描かれており、映画を観る前でも、観た後でも楽しめる内容となっている。

紀伊國屋書店新宿本店での最速発売イベント当日は、連日雨が降る中奇跡的な晴天に恵まれ、午後11時、小説の発売を待ちわびたファンが全国各地から続々と集合した。

午前0時前になると、会場に設置されたモニターにて新海誠監督・醍醐虎汰朗さん・森七菜さんが登場。新海監督は来場者へ向けて、小説発売に向けた想いや、映画との違いなど、その注目ポイントを語った。

いよいよ発売の時間が近づくと、会場全員でカウントダウンスタート。発売の瞬間をみんなで祝福し、待望の『小説 天気の子』が発売された。

最速販売では、新海監督直筆サイン入りの本を販売。また、小説発売に合わせて特別に作られた‟『小説 天気の子』号外“も配布された。『天気の子』関連書籍情報や、新海誠監督の軌跡を辿ったスペシャルな内容で、小説と共に大事そうに抱えたり、すぐにTwitterで呟く姿が見られた。この号外は、7月18日(木)、全国で早朝販売をする書店すべてで配布される。(※数に限りあり)

紀伊國屋書店新宿本店に『天気の子』特別展示が登場

さらに、同日より紀伊國屋書店新宿本店B zoneでは『天気の子』特別展示がスタート。入口には、本編にも出てくる朱い鳥居が出現。一足先に展示を見たファンの中には、物語のヒロイン・陽菜のように、何かを祈りながらくぐる人も。

鳥居をくぐると、最初に現れるのは『てるてる坊主にメッセージを書こう！』コーナー。来場の記念に「てるてる坊主カード」に映画の感想や小説の感想、展示の感想を書くことができる。

メッセージを覗いてみると、「広島 呉市から来ました！」という人から、「絶賛日本語勉強中です」という中国人のファン、「最速販売も当たって、初日舞台挨拶も当たった。人生で一番晴れてる！」「『言の葉の庭』から6年。人生の3分の1は新海誠作品で出来ています」など、熱い想いの込もったさまざまなメッセージが貼られていた。

その先にある『天気の子』Weather Change Boardでは、大迫力のボードに雨の降る東京がずらり。『小説　天気の子』購入で、このボードに貼り付けられた特典「天気みくじ」(栞)を1枚剥がして持ち帰ることができる。

さらに、この「天気みくじ」を剥がしていくと、空模様に変化が起こる仕掛けもあるといい、その様子は紀伊國屋書店新宿本店の公式Twitter(@KinoShinjuku)にて報告される。

また、「天気みくじ」の結果に「晴れ」が出たら、紀伊茶屋(1階A zone正面)で200円割引券として使用することもできる。(※(1) 使用期限は2019年8月31日(土)まで。使用後はスタンプを押して返却。※(2) 200円以上の商品が対象)

ボードの正面にある、小説で楽しむ新海誠　～『天気の子』スペシャルセレクション～では、新海誠監督が小説で表現した文章と、映画『天気の子』の場面を楽しめるパネルを展示。『小説 秒速5センチメートル』『小説 言の葉の庭』『小説 君の名は。』の抜粋もあり、ファンの人々は、涙ながらにこれまでの歴史を振り返った。その他、会場ではその他新海誠関連書籍や、RADWIMPSのサウンドトラックCD、映画『天気の子』グッズも一部販売している。『天気の子』の作品世界を味わいたい人は、ぜひ足を運んでほしい。

映画『天気の子』は7月19日(金)全国東宝系ロードショー。

国分洋平