ホタテそっくりのエリンギも! “野菜寿司”のNew Wave到来

東京ウォーカー

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昨年ブームとなった「肉寿司」から一転、2011年は超ヘルシーな「野菜寿司」がブレイクしそうだ。引き金となるのが、1月27日(木)に六本木ヒルズにオープンした世界初の野菜寿司専門店「野菜寿司ポタジエ」。シンプルな味付けの野菜を、シャリにそのままのせた従来の野菜寿司とは一線を画し、ホタテやウニなど、海鮮そっくりな見た目を野菜で表現するなど、ビジュアル系とも言える新感覚の寿司を提供している。

「野菜寿司 ポタジエ」は、野菜のスイーツで有名な「パティスリー ポタジエ」のオーナーパティシエ、柿沢安耶(あや)氏が手がける、世界初の野菜寿司専門店。ハモの骨切りの手法を取り入れた“長ネギ”や、見た目も食感もホタテそっくりの“エリンギ”など、一見、野菜とは思えないようなビジュアルが特徴。味付けも、それぞれの野菜の特製を生かしているため、口に入れるとまるで想像と違う味に驚くという。

もちろん、素材自体にもこだわっており、野菜は高知県の弘岡カブや熊本県の水前寺モヤシなど、希少価値の高い伝統国産野菜を使用。TVや雑誌などで活躍する野菜ソムリエのKAORUさんも、「お寿司なのに、和食に捉われない調理法や味付けが新しい!」と太鼓判を押している。「紫芋の甘酒」などの珍しい前菜、野菜料理、にぎりが付いた「野菜寿司コース」(5250円~/ディナーのみ)を頼めば、野菜のフルコースが堪能できるとあり、ヘルシーさを求める女性を中心に今後大きな話題となりそうだ。

一方、野菜本来の味を追求する店にも注目が集まっている。「八彩懐石 長峰(やさいかいせき ながみね)」は、築地で70年間野菜卸を営む、“野菜のプロ”がオープンさせた懐石料理店。新鮮で旬な選りすぐりの野菜を、生野菜のままネタにして提供しており、オリーブオイルや塩などのシンプルな味付けながら、“野菜+米”を違和感なく楽しめる店として、評判に。また、「日本野菜ソムリエ協会」認定のカジュアルダイニング「GINZA 一匠(いっしょう)」も、秋田や愛媛などの契約農家から毎日直送される有機野菜を使用。酢飯とマッチした、普通の野菜にはない“濃い味”を楽しめる希少なスポットだ。

そんな“進化系・野菜寿司”が続々と話題になる中、上海で話題のカルフォルニアロール専門店「SHARI THE TOKYO SUSHI BAR」が、ついに、2月4日(金)、銀座にオープンする。日本初となる同店で食べられるのは、名物でもあるサラダや旬の魚介類などを巻いた「カルフォルニアロール」(5貫700円)や、ノリの代わりに高菜の塩漬けを巻いた岡山県の「高菜野菜のめはり寿司」(5貫800円)など。いずれも、海外発らしい、アートのような華やかさと斬新な盛り付けが特徴で、注目を集めるのは必至だ。

素材はもちろん、見た目の斬新さにもこだわる海外からの参入もある、2011年の“野菜寿司”。今年は“NEWベジ寿司ブーム”が一気に加速するかも!? 【詳細は1月25日発売の東京ウォーカーに掲載】

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