新津ちせ、笈田ヨシと“77歳差コンビ”、伊集院静原作15年ぶりの映画『駅までの道をおしえて』

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

伊集院静原作の映画『駅までの道をおしえて』が、10月18日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほかにて全国公開される。

伊集院静原作の映画化作品は、2004年に公開された『機関車先生』以来、15年ぶり。本作は、愛犬・ルーの帰りを待ち続ける少女と、先立った息子との再会を願う老人、ひとりぼっちの2人が出会い、大事な何かを探す旅に出る希望と出発の物語を描く。

「駅までの道をおしえて」主人公のサヤカ(新津ちせ)と愛犬・ルー(C)2019映画「駅までの道をおしえて」production committee


主人公のサヤカを演じるのは、映画『3月のライオン』のモモ役や、米津玄師がプロデュースした「パプリカ」を歌うユニットFoorinのメンバーとしても活動する新津ちせ。本作の撮影には、ルーと1年半に渡り自宅で共に暮らしながら臨んだという。

また、サヤカの友人となるフセ老人役には、約半世紀にわたってヨーロッパの演劇界で俳優・演出家として活躍してきた笈田ヨシが。新津とは実に年齢差77歳のコンビとなる。その他、サヤカの両親に坂井真紀と滝藤賢一、伯父夫婦にマキタスポーツと羽田美智子、祖父母に塩見三省と市毛良枝、医療関係者に柄本明と余貴美子が扮し、10年後のサヤカを有村架純がモノローグで表現する。

【写真を見る】サヤカ(新津ちせ)とフセ老人(笈田ヨシ)(C)2019映画「駅までの道をおしえて」production committee


監督・脚色を務めるのは、『トニー滝谷』『そこのみにて光輝く』をはじめ数多くの作品を送り出してきた制作プロダクション・ウィルコ代表の橋本直樹。橋本は、本作が『臍帯』(2010年)に続く長編監督第2作となる。また、作品を支える音楽は、長編映画音楽は今回が初めてとなる原摩利彦が、主題歌「ここ」と挿入歌「また会うときは」はコトリンゴが担当する。

『駅までの道をおしえて』あらすじ


8歳になるサヤカ(新津ちせ)は、大好きだった愛犬ルーの帰りを今も待っている。周りの大人たちはもう戻ってこないというけれど、サヤカは信じることができない。ある夏の終わり、サヤカは1匹の犬に導かれ、喫茶店のマスター・フセ(笈田ヨシ)と出会う。彼もまた、大きな喪失を抱えて一人で生きていた。別れを受け入れられない2人は、互いのさびしさに寄り添ううちに、思いがけない友情で結ばれていく――。

出演:新津ちせ 有村架純/坂井真紀 滝藤賢一 羽田美智子 マキタスポーツ/余 貴美子 柄本明/市毛良枝 塩見三省/笈田ヨシ

原作:伊集院静「駅までの道をおしえて」(講談社文庫)脚色・監督:橋本直樹 

主題歌:「ここ」コトリンゴ 企画・製作:GUM・ウィルコ 配給・宣伝:キュー・テック

シネマスコープ/ 5.1ch/DCP/125分

10月18日(金)より全国公開

(C)2019映画「駅までの道をおしえて」production committee

国分洋平

この記事の画像一覧(全2枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

お花見ガイド2024

お花見ガイド2024

全国1300カ所のお花見スポットの人気ランキングから桜祭りや夜桜ライトアップイベントまで、お花見に役立つ情報が満載!

CHECK!今が見頃の花見スポットはこちら

ページ上部へ戻る