7thシングル「僕らのゴォール!」をリリース! T-Pistonz+KMCのVo.トン・ニーノを大濠公園で直撃!

九州ウォーカー

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現代の子どもたちにとってのサッカーアニメといえば、まちがいなく「イナズマイレブン」である。ゲーム発ながら、スピンオフ企画としてアニメ化が決定。2008年10月の放送開始以来、2011年2月末現在で第3シーズンに突入するなど子どもたちに人気を博し、昨年末には映画化されるなどその勢いはとどまるところを知らない。そんな大人気アニメシリーズの主題歌を歌うのが、T-Pistonz+KMC。2/23発売の7thシングル「僕らのゴォール!」リリースにあわせて、地元・福岡に帰ってきたボーカルのトン・ニーノ(六本松育ち)を直撃!大濠公園で散歩しながらインタビューを行った。

―まずは、おかえりなさい!では早速「僕らのゴォール」とはどんな曲ですか?

「人間が生まれてきた意味っていうのは、ただ苦しんだり悩んだりすることもあるけど、みんなで楽しく笑って、幸せに生きるためにあるんだよねってことを思い出してほしいな、という思いを込めて作りました。もちろん大人だけでなく、子どもたちにも理解してもらえる歌だと思います。時間って誰もが等しく与えられたものなんだし、くよくよして過ごすよりワクワク楽しんで過ごしてほしいんですよね」

―昨年末にリリースしたアルバムから数えて久々のシングルとなりますが、「ここにこだわった!」というポイントを教えてください。

「歌いながら音遊びや言葉遊びをするところにこだわりました。歌詞を見ただけでは分からない歌い方だったり、ブラスアレンジを自分の口で真似してみたり…。曲作りの過程がすごく充実していてすごく楽しかったですよ」

―歌詞でもちょっとしたこだわりがあるようですが、いかがですか?

「『そりゃ人間だから 悩みだってあるさ』という、悩んでいる誰かに寄り添っているイメージの歌詞から始まります。僕らにしては珍しく、ちょっとネガティブなところから入っていく感じになりました。いつもはラップを担当するKMCの歌から始まるんですが、これがまたいいんです!僕はとにかく熱く感情を込めて歌って、KMCがうまくクールに歌う。分業というよりも、ツインボーカルのイメージで歌っています」

―「イナズマイレブンシリーズ」のオープニングテーマも7曲目となりますが、どのような変化がありましたか?

「最近は、子どもだけではなく親御さんからのファンレターも増えてきましたね。ステージから踊りまくるおばあちゃんが見えたりもしました。お孫さんと一緒でしたよ。人生相談も増えてきていて、握手会に付き添いで来たはずのお母さんに『みなさんの曲のおかげで子どもとふれ合う時間が増えました、ありがとう!』と言われ、力強くずーっと握手されたりもするんですよ。その横でお子さんは『恥ずかしいからもう行こう!』みたいになだめたりしていますけど(笑)、本当にうれしい限りです!」

―昨年は夏に待望のツアーに出かけることができました。どんな収穫がありましたか?

「先ほどの握手会なんかのエピソードももちろんですけど、昨年初めてツアーに出て感じたパワーはすごかったです。僕らの歌を通じて、知らない人同士も手を取りあって、世代を超えた人たちがつながっていくのを目の当たりにしたのは本当にうれしかったなぁ。みんなが楽しそうに踊っているのをステージから眺めて思いました、『あ、僕たちは間違ってなかった』って。みんながつながっていくことができる歌をもっともっと作っていきたいですね。ツアーもできたし、アルバムも出せた―本当に2010年は僕らにとって大きな1年でした。だからこそ、2011年1発目は『僕らのゴォール!』でガツンと飛ばしていきたいな、と思います」

―T-Pistonz+KMCとしての活動が始まって約1年半になりますが、メンバーとの関係性はどうでしょう?

「7人ともバラバラのところから集まってユニットになり…初めはやっぱりお互い遠慮しているところもありましたけど、今では『親友』というか『信友』というか『心友』ですね。お互いが常に支えあい、時には意見をぶつけ合って前進していく―本当にいい関係になりましたね」

―さて、気になるのは今後の活動についてです。最後に熱く語ってください!

「曲作りはもちろんなんですけど、本当に僕とKMCの地元である福岡でライブがしたいですね。昨年やれなかったことが正直悔しかったので…。僕、ホントすぐそこに実家があるんですよ(※この日のインタビューは福岡市・大濠公園で行われた)。生まれ育った場所で僕らの音楽を表現したいです。みなさん応援よろしくお願いします!」

インタビュー後も、ランナーであふれる遊歩道を歩きながら、ギター1本でストリートライブをしていたころの話、今はパートナーであるKMCと初めて出会った時の話などで盛り上がるトン・ニーノ。「僕にとってのパワースポット」と語る大濠公園で、「僕らのゴォール!」を見据える彼の目は本当にキラキラと輝いていた。

【福岡ウォーカー/山田晃裕】

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