濃厚でまろやか、臭みゼロ!名古屋で勢力拡大中「牛骨ラーメン」の新店たち
東海ウォーカー
食べるとまろやかさや甘味に驚かされる、牛骨ラーメンが名古屋で勢力を拡大中。臭みゼロで濃厚でもすっきりなラーメンを提供する各店が、独自のこだわりでしのぎを削っている。今回はそんな店のなかから、2019年オープンの新店を4つ紹介。今年は新店“当たり年”かも!?
牛骨ラーメンの先駆店がさらに進化した味で登場
●「黒毛牛骨ラーメン 牛次郎(ぎゅうじろう) 栄店」(名古屋市中区)

東海エリアの牛骨ラーメン先駆店「牛次郎」の新店。濃厚なのにあと味はさっぱり、牛の旨味が存分に味わえると評判のスープは、愛知県産和牛の骨にこだわる。特製圧力寸胴釜で煮込むことで、クセがなく旨味が凝縮した牛白湯(パイタン)スープに。
新店ではこだわりの自家製麺も登場。余分な添加物を使わず、国産小麦とこだわりの卵で作る。スープの濃厚な旨味に負けないモチモチとした食感が絶妙だ!

おすすめは「牛骨辛肉ラーメン」(税込 800円)。粗挽き肉と辛味噌をあえた特製の辛肉が、自慢の牛骨スープのおいしさをさらに格上げ。また、風味豊かな牛骨スープを、醤油タレと背脂で超濃厚に味わえる「特製牛白湯」(税込 1050円)も食べるべき一杯だ。豚バラ肉と肩ロースのチャーシューが2枚ずつのっている。
■黒毛牛骨ラーメン 牛次郎 栄店 / 住所:愛知県名古屋市中区新栄1-3-2 / 電話:052-880-8058 / 時間:11:00~14:00、18:00~23:00 / 休み:日曜
具にもスープにも牛テールの旨味が満載
●「牛テールラーメン 木金堂(もくきんどう)」(名古屋市東区)

約10年前に惜しくも閉店した店の味を、店名と共に継承した「牛テールラーメン 木金堂(もくきんどう)」は、元店主から受け継いだレシピで元祖のテールラーメンを忠実に再現している。
寸胴に材料を入れるタイミングや煮込み時間などのほか、調味料も全く同じものを取り寄せるなど、細部にいたるまでレシピを再現。牛テールをメインに牛骨をプラスしてスープを取るのが特徴で、約20時間じっくり炊き、エキスを引き出す。

こだわりの「テールラーメン」(税込 900円)は、コクが詰まったスープに野菜やニンニク、3種類の唐辛子を加えてさらに煮込み、麺と合わせる一杯。唐辛子が程よいアクセントになっている。また、牛骨の旨味をダイレクトに味わえる「塩テールラーメン」(税込 900円)もおすすめ。塩でシンプルに調味したクリアなスープが特徴で、じんわりと体に染み渡る優しい味わいだ。
■牛テールラーメン 木金堂 / 住所:愛知県名古屋市東区橦木町1-15 橦木ビル / 時間:11:00~13:30、19:00~翌4:00 / 休み:日曜
本場中国や鳥取で修業!ゴマが香る牛骨ラーメン
●「牛骨ラーメン 牛王(ぎゅうおう)」(名古屋市中区)

牛骨スープの元祖、中国・蘭州地方や、鳥取牛骨ラーメンの有名店で修業した中国人スタッフが、さっぱりとした口当たりで牛の旨味を楽しめる本場の味を提供する。1日分のスープには約5~8kgの牛骨を贅沢に使用。1晩水につけて徹底的に血抜きし、風味のよさを実現している。自家製メンマや牛肉チャーシューのおいしさも魅力だ。
基本の醤油ダレは、昆布や煮干し、タマネギなど約20種類もの大量の素材を煮込んで抽出した旨味と、大量のすりゴマで味の土台を支えている。

おすすめは「特製牛王ラーメン」(税込 800円)。丁寧な下処理を施した和牛の骨ならではの、香ばしく甘味のあるスープは、ゴマの風味が特徴的。また、牛骨スープの風味と濃厚なゴマの香りがクセになる「牛肉担々麺」(税込 780円)もぜひ。粗挽きの牛挽き肉や、自家製ピリ辛高菜のトッピングもおいしさの決め手だ。
■牛骨ラーメン 牛王 / 住所:愛知県名古屋市中区新栄2-41-13 一興ポレール新栄 / 電話:052-269-9065 / 時間:11:00~14:30、17:30~24:00、土日祝 11:00~24:00 / 休み:なし
牛骨の旨味と野菜の甘味に箸が止まらない!
●「丸の内タンメン」(名古屋市中区)

「丸の内タンメン」では、東海エリアでもじわじわと人気を呼んでいるタンメンに、牛骨スープで個性をプラス。テールなど旨味の強い部位も加え、独特の風味を丁寧に抽出している。また、特製ビーフオイルで牛骨の風味をさらに強化。季節ごとに登場する牛骨タンメンのバリエーションも楽しみのひとつだ。
タンメンの魅力はたっぷりの野菜。大量のキャベツなどを高火力でいっきに炒め、甘味と旨味を引き出している。麺はすすりやすい低加水の細麺を採用。塩、醤油、味噌、辛辛の4種類で、味のバリエーションも楽しめる。
おすすめは「牛骨タンメン(塩)」(税込 690円)。シンプルな塩味だからこそ、鶏ガラスープのタンメンとの違いは明白だ。野菜の甘味がスープに溶け、食べ進めるほどに味わいを増す。

一緒に「“名物”マルタン唐揚げ」(各税込 セット 330円、単品 350円)も味わいたい。噛むと肉汁が滴るほどジューシー。花椒(ホアジャオ)塩を付けて味わおう!
■丸の内タンメン / 住所:愛知県名古屋市中区栄1-4-2 ヌカヤビル / 電話:052-265-5431 / 時間:11:00~22:00(LO 21:30) / 休み:なし
東海ウォーカー編集部
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