「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」矢作萌夏が優勝！

10月31日、東京・赤坂ACTシアターにて、AKB48グループの歌唱力トップを競う「第2回 AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」決勝大会が行われた。大会に出場したのは、国内6グループ135名の立候補から、予選を勝ち抜いた精鋭20名＜矢野帆夏さん(STU48)は怪我のため出場辞退＞。

さらに、1回戦を通過しての優勝決定戦には、山崎亜美瑠さん(NMB48)第1組 1位通過、峯吉愛梨沙さん(STU48) 第1組 2位通過、高柳明音さん(SKE48) 第2組 1位通過、秋吉優花さん(HKT48) 第2組 2位通過、岡田奈々さん(AKB48/STU48) 第3組 1位通過、三村妃乃さん(NGT48) 第3組 2位通過、矢作萌夏さん(AKB48) 第4組 1位通過、豊永阿紀さん(HKT48) 第4組 2位通過の、8名のメンバーが駒を進めた。

そして、先日AKB48からの卒業を発表した矢作萌夏さん(AKB48)がみごと優勝した。

最新曲「サステナブル」(9月18日発売)でもセンターを務める矢作萌夏さんは、歌唱力No.1の栄冠について「卒業前、最後にファンの皆さんから、一番の推しメンと思ってもらえる結果を残せてうれしいです」と語った。

第1位　矢作萌夏さん(AKB48)

「卒業発表をさせていただいてから、はじめてファンの方にお会いするイベントだったので、ここが見せ場だと思って頑張りました。前回は準優勝で悔しい思いをしたので、今回は成長ぶりを見せたかったです。死ぬ気で1年間練習して、ファンの方に『やっぱり、もえちゃん最高！ すち(好き)』と思ってもらえるように頑張りました」

優勝のご褒美として贈られるソロ曲について聞かれると、

「秋元さんが私に抱いてくださっている思いや気持ち、それを聞きたいですし、秋元さんからのメッセージを歌で知りたいです。そんな歌をいただけたらうれしいです！」

「今後も、歌手として活躍することはひとつの夢でもあるので、練習を重ねてパワーアップし続けていきたいです。ファンの方にとっての自慢の推しメンとして、これからもステップアップしていくので、もえちゃんのことを、すち(好き)でいてください！」とコメントした。

第2位　山崎亜美瑠さん(NMB48)

前回大会で第3位となった山崎亜美瑠さん(NMB48)は、「前回3位で、今回もあと一歩届かなかったのは、すごく悔しいです」とコメントし、次回大会に向けての決意を新たにしていた。

第3位　三村妃乃さん(NGT48)

今大会、唯一のNGT48からの参加となった三村妃乃さんは、「こうした大きなステージ自体が初めてで、自分の世界に入って歌おうと意識しました。最後に、ふと我に返ったら脚が震えてきました」とコメントした。「歌っている間は、私歌えてる！ 皆さんに歌を届けてるって感動してました。3位、ドッキリじゃないですよね？ 去年は予選敗退で名前も出なくて。この1年、自分なりに頑張ってきて心の底からよかったです」と喜びを表した。

10月5日に卒業を発表した高柳明音さん(SKE48)は、「自分のなかの10年という歴史が今回背中を押してくれた」と語り、応援ゲストとして駆け付けた須田亜香里さん(SKE48)が涙をにじませる場面も。

予選トップ通過を果たした岡田奈々さん(AKB48/STU48) は、優勝決定戦に進出するも惜しくも3位以内には選出されず、「最初に歌った加藤ミリヤさんの『WHY』は、ステージで絶対に緊張すると思ったので、幼いころから慣れ親しんでいる曲を選びました」と選曲について語った。

決勝大会出演メンバー

岡田奈々(AKB48/STU48)、山崎亜美瑠(NMB48)、矢作萌夏(AKB48)、秋吉優花(HKT48)、峯岸みなみ(AKB48)、坂本愛玲菜(HKT48)、横山結衣(AKB48)、高柳明音(SKE48)、峯吉愛梨沙(STU48)、白井友紀乃(SKE48)、三村妃乃(NGT48)、門脇実優菜(STU48)、神志那結衣(HKT48)、立仙愛理(AKB48)、豊永阿紀(HKT48)、山内鈴蘭(SKE48)、小田えりな(AKB48)、明石奈津子(NMB48)、浅井七海(AKB48)

※矢野帆夏(STU48)は怪我のため出場辞退

取材・文＝千葉由知(ribelo visualworks)

ウォーカープラス/野木原晃一