愛知県でトマトジュースが出る蛇口を発見!どうしてトマト?気になる正体を徹底調査してみた
東海ウォーカー
愛知県東海市のイベントなどで、度々見られている“トマトジュースが出る蛇口”。なぜトマトジュースなのか、どうして愛知県東海市で見られているのか、その謎を調査してみた。

東海市は、2014年に「東海市トマトで健康づくり条例」を制定。なぜトマトなのかというと、ケチャップやソースで日本を代表する企業カゴメが1899年に東海市で創業されたからである。創業者の蟹江一太郎氏が西洋野菜の栽培に着手し、トマトの発芽を見たことから始まった。その歴史的背景をきっかけに、条例が制定され、トマトを使った健康づくりを推進している。
それを記念し、カゴメが“トマトジュースの出る蛇口”を寄贈。イベントなどに登場し、毎回先着で1010杯を配布している。設置される日程、場所は、東海市の公式サイトをチェックしよう。

ほかにも、トマトを使い市民の健康を守る取り組みをしている。条例が制定された2014年に「トマトde健康まちづくり協定」を東海市とカゴメが締結。その協定の第1弾として毎月10日の「トマトの日」に市内の保育園、小、中学校でトマトを使った給食が出される。また、レシピや豆知識を紹介する「トマト新聞」の配布も行う。

そんなトマトの歴史に触れられるスポットも東海市に!
カゴメの歩みを工場見学で学ぶことができる施設「カゴメ記念館」(東海市荒尾町)が、カゴメ上野工場の敷地内に設置されている。展示やビデオ上映を通して、蟹江氏の生涯から、トマトをはじめとする自然の恵みを生かした商品作りまで、カゴメの歴史をたどることができる。また、見学をした記念に、ソースのみやげが付く。ほかにも当日のお楽しみのサプライズ品もあるのがうれしい。


■カゴメ記念館 / 住所:愛知県東海市荒尾町東屋敷108 / 電話:052-603-1161(希望月の2か月前から1週間前までに要予約) / 時間:10:00~11:00、13:30~14:30 / 休み:土日祝、工場休業日 / 料金:無料
東海ウォーカー編集部
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