編集部が選出!11月シーホース三河月間MEPは帰って来たオフェンスマシン、川村卓也!
東海ウォーカー

各地で盛り上がりを見せるプロバスケットボール、Bリーグ。「シーホース三河月間MEP」は、MEP=Most Excited Playerの略で、東海ウォーカー編集部がアリーナにもっとも興奮をもたらしてくれた選手を1名だけ選んで表彰する企画だ。
11月は試合数が少ない&厳しい結果が続いたシーホース三河。しかし、明るい希望もあった。それは川村卓也選手の復調だ。今回は僅差の末、川村選手をMEPに選びたい。
当時の日本人で初!高校卒業後にプロ契約

まずは川村選手について紹介を。岩手県盛岡市出身で、高校時代は盛岡南高校で活躍。高校卒業後に、JBLスーパーリーグのチーム、オーエスジーフェニックス(現三遠ネオフェニックス)に入団した。高校卒業後、すぐにプロ契約したのは川村選手が初めてで、大きな注目を集めた。その期待に応えるようにルーキーイヤーに新人賞を獲得し、10代で日本代表にも選出。その後、リンク栃木(現宇都宮ブレックス)や横浜ビー・コルセアーズなどで活躍し、今シーズンからシーホース三河に在籍している。
川村選手の魅力はオフェンス力だ。クラッチ・シューターという言葉があり、プレッシャーのかかる場面や土壇場の場面でシュートを決め切る選手を指す。川村選手はクラッチ・シューターで、勝敗を左右する大事なシュートを任され、それを何度も決めて来た。ちなみに外国籍選手の活躍が目立つBリーグだが、川村選手は外国籍選手を差し置いてリーグ得点王(JBL時代)になったこともある。

ただ、三河に移籍してからなかなか持ち味が発揮できない試合も。しかし、最近は復調気味で、11月16日の富山グラウジーズ戦では25得点を記録。ヒーローインタビューでお立ち台にも立った。
移籍は偶然じゃない!実は愛知に縁がある!

チームメイトやファンから「タクさん」と親しまれ、もう何年もチームにいるような存在感を見せる川村選手。トークはおもしろいし、パフォーマンスで試合中に観客を盛り上げるし、どこを切り取っても絵になる選手だ。東海ウォーカーとシーホース三河がコラボしたYouTube動画(東海ウォーカーチャンネル内)の「かとチャンネル」を視聴してもらえれば、川村選手のキャラクターがよく分かる。コートではしゃぐ姿は少年のよう。かつてはその得点力からオフェンスマシンと呼ばれていたが、話すと印象は違う。マシンというよりは、もっと人間くさくて素直に感情をあらわにするピュアなバスケ小僧だ。厳しい戦いが続いた11月、Twitterでメッセージを発信。英語で綴ったのは川村選手らしい気遣いゆえ。これもMEPに選出した理由の一つ!

三河に移籍にはこんな裏話も。
「移籍してから家族と過ごす時間が増えました。気持ちの切り替えができますし、そういう意味ではとても充実しています」
以前の取材でも「優勝するために三河に来た」「これまでと役割が違っても、与えられたことを一生懸命にやるだけ」「でも、スタメンとして出たいのはバスケ選手として本音」など、思っていることをストレートに話してくれた。こんな面白い話もある。オフェンス力でリーグを席巻してきた川村選手だが、「日本人の中では、自分が一番得点力に長けた選手だと思っていました。そんな中、初めてオフェンスに関して気になる存在になったのがマル(金丸選手)です」と話していた。川村卓也と金丸晃輔、日本を代表する点取り屋が2人もいるシーホース三河。上手くかみ合えば、これから浮上しないわけがない!
川村選手の11月MEP受賞を記念し、特別バージョンの東海ウォーカー表紙を作成!ツイッターで「#川村選手11月MEPおめでとう」とつけて、この記事をリツイートしてくれた人の中から本人直筆のサインを入れて1名の方にプレゼントします(12月31日(火)23時59分締切)。

2020年もアリーナを盛り上げてほしい、頑張れタクヤ~カワム~ラ~!!!!
シックスマン
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