リアル過ぎるペーパークラフト⁉ 遊び心満載！ 親子で作ったミニバン「FREED」

12月8日(日)、Honda本社ビル(東京・青山)にて、イベント「家族でつくろう！ FREED クラフトワークショップ」が開催され、親子16組が参加。子どもたちが家族の力を借りながらリアルすぎる、遊び心満載のペーパークラフト「クラフト クロスター」を完成させ、“ものづくり”体験を大いに楽しんだ。このペーパークラフトの平面図は、2020年1月、Hondaのサイトから誰でもダウンロードできるようになる予定だという。

居住性や使い勝手の良さを兼ね備え、“すべての人にちょうどいい”を目指して開発されたHondaのミニバン・FREED。2019年10月には、NEW FREEDがデビューし、新たに遊び心をプラスした「FREED CROSSTAR」も仲間に加わった。「FREED CROSSTAR」には、アクティブさを感じるエクステリアデザインなど、開発チームのこだわりが詰まっている。

そんな同車のデビューに伴って作られたのが、紙工作作家のごとうけい先生が、Honda開発チームと共に、ものづくりへのこだわりや想いなどを共有しながら開発したリアルなペーパークラフト「クラフト クロスター」。今回のイベントでは、この「クラフト クロスター」を家族で一緒に作り、ものづくりに夢中になる楽しみやワクワクを体感した。

「クラフト クロスター」を作りたくてウズウズしている子どもたちの前に現れたのがごとう先生。先生は「知ってて表現するのと知らなくて表現するのは違うと思う」と、ものづくりの極意を語り、「私が『クラフト クロスター』の展開図を作るとき、脚立に上って天井を撮影したり、スマホ持った手を車の下に伸ばして撮影したりと300枚もの写真を撮って観察しました。開発チームにもたくさんお話を聞き、格好良くしつつ、部品は多くなりすぎないように工夫しました」と、「クラフト クロスター」開発時の苦労も明かした。

その後、「フロントウィンドウのパーツに丸みをもたせるには机の角などを利用して、そこに押し付けてみて」などとアドバイスし、参加者の制作をサポートした。

約2時間、指にくっつくボンドや細かい作業に苦労しつつ「クラフト クロスター」づくりを楽しんだ参加者に感想を聞いてみると、「子どもと完全に5：5の分業制でやりました」「裏面もキレイになるようにこだわりました」「(この日撮影した家族写真をプリントした)シールを最後に窓に貼ったらもっと気に入りました！」と誰もが満足げな表情。最後に、自分の名前にちなんだ数字など好きな言葉をナンバープレートに付けて、世界に一つだけのオリジナル「クラフト クロスター」を完成させた一同を見て、ごとう先生は「長丁場なのに皆さん集中してくれて嬉しかった。キレイに格好良く作ってくれました」とワークショップを振り返った。

このイベントについて、同社広報担当者 岩城氏は「FREEDは、“家族ですごす365日をもっとカラフルに”という意味で“365FREED”をキーワードにしているのですが、ずっと家族に寄り添ってきた車というのが特徴です。そんななか、新しく仲間入りした『FREED CROSSTAR』は、もっとアクティブに、もっとたくさんお出かけしたい、もう少し個性を出したいという方に向けて追加した、遊び心のあるグレード。今回開催したワークショップでは、この“遊び心”を、親子で一緒にものづくりをすることで感じていただきたいと考え、開催しました」とイベント開催の経緯を説明する。

とはいえ、“遊び心”だけではなく、「常に使う人のことを考えて作っている」というのが同社の車。「FREEDは、家族が使ったときに使い心地はどうかな？と、すごく考えて作ったもの。特に『FREED CROSSTAR』は、ハンズフリースライドドアが両側に対応しているのが大きなポイントで、チャイルドシートを利用する際の動線の楽さなども考えて作っているんです。また、3列シートなのですが、どの席もゆったり座れるのが魅力。ボディサイズは女性に人気の5ナンバーのカテゴリなのに、空間が広いんです」と「FREED CROSSTAR」の注目点も解説してくれた。

また、「FREEDは日常使いにも、休日の長距離移動にもオススメ」と岩城氏。「ウィンタースポーツで雪山などに出かける方々からは6・7人乗りのご要望も多いのですが、FREEDはどのラインナップにも4駆があるんですね。雪道も安心して乗れるので、そういう方々にも、まさにオススメです」と、冬のお出かけにも最適であることを教えてくれた。

Raira