岡本太郎など大阪万博関連作品が見どころ! 第2回「なにわの企業が集めた絵画の物語」展、大阪で開催

関西ウォーカー

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大阪・関西企業が所有する絵画を集めた展覧会 コーポレート・アート・コレクション 第2回「なにわの企業が集めた絵画の物語」展が大阪府立江之子島文化芸術創造センターで1月24日(金)より開催。開催前日の23日(木)に内覧会が行われた。

「なにわの企業が集めた絵画の物語」展が開催


関西経済同友会が未来の大阪の応援のために開催する本展覧会。第2回目の今回は印象派のマネや世紀末のパリを生きたロートレックなど初公開作品を含めて44点の作品を展示。中でも1970年に行われた大阪万博から50年という節目の年ということで『太陽の塔』で知られる岡本太郎をはじめとした万博の作品も展示され大きな見どころとなっている。

【写真を見る】岡本太郎『娘と犬』も展示されている


1970年の大阪万博のコーナーが見どころ


大阪万博でのせんい館のポスターなどの展示も


大阪出身で画家・実業家の吉原治良の作品


本展覧会では『みる・考える・話す・聴く』をもとに複数人で対話しながら作品鑑賞を行う『対話型鑑賞プログラム』を実施。前回は小学生向けに行われ好評を博し、今回は対象年齢を子どもだけでなく、大人でも楽しめるプログラムも催される。

さらに社会人の人でも気軽に楽しめるように夜20時までの開場や1月29日(水)2月5日(水)12日(水)には音楽家が生の音楽を奏でる『ギャラリーコンサート』、1月30日(木)2月13日(木)には重要な作品についての裏話やエピソードが語られる『キュレータートーク』というイベントも行われ、さらに絵画と親しみやすい空間に。

ウジェーヌ=ルイ・ブーダン『南仏海岸風景』


モーリス・ド・ヴラマンク『本と新聞と瓶のある静物』


本展覧会の総合監修を務めた橋爪節也氏は「財界から応援しようという『フィランソロピー』という精神があります。江戸時代、八百八橋とも呼ばれる数多くの橋のほとんどは町人によって架けられて、まちづくりが行われていました。この精神を蘇らせることが大切」と話す。また本展覧会だからこそ鑑賞することができる思わぬ作品に出会える価値を語る。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『キャバレーのアリスティド・ブリュアン』


山口華楊『虎』


対話型鑑賞プログラムを実施する京都造形芸術大学アート・コミュニケーション研究センターの岡崎大輔副所長は「じっくりモノを見る観察力、論理的思考力、創造的思考力、言語能力、複数人で行うことによりコミュニケーションも養われます」と本プログラムの意義を語り、子どもだけでなく、大人に向けた対話型鑑賞プログラムも紹介。「すべての世代の学びの場になれば」と呼びかけた。

ベルナール・ビュッフェ『メロンとシクラメンの静物』


アンドリュー・ワイエス『アフタヌーン・フライト』


クロード・ワイズバッシュ『メロディー』


■イベントDATA

会場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター(大阪メトロ「阿波座駅」8番出口徒歩3分)

期間:2020年1月24日(金)~2月15日(土) 10時~20時 ※月曜休館(最終日は 18 時まで)


入場料 :大人 500 円/中学生以下無料



桜井賢太郎

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