加古川名物「かつめし」って知ってますか?

関西ウォーカー

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加古川北高校野球部、夏の甲子園出場おめでとう! そんなおめでたい話題に沸く街に降り立った我々のお目当てはただひとつ、加古川のご当地グルメ「かつめし」をいただくこと。

さて、かつめしとはなんぞや? そう首をかしげる人も多いのでは...。

それもそのはず、加古川から東に位置する同じ兵庫県内の神戸では、知らない人もいるくらい、かつめしは加古川独自のローカルフードなのだ。

地元民にとっては超メジャーなかつめしとは、ビフカツをお皿に盛ったアツアツのご飯の上にのせ、その上からソース(主にデミグラスソース)をかけた洋食メニューである。 

せっかくだから元祖の味をと思ったが、発祥である「いろは食堂」は今や存在しない。そこで元祖の味を受け継いだお店があると聞きつけ、いざ「パラーディオ」(加古川市加古川町溝之口73-1)へ。

加古川駅からの道中、乗り込んだタクシーの運転手さんに行き先を告げると、「他にもかつめしのお店はたくさんありますよ!」とかつめしマップなるものを見せてくれた。なんとそこにはおよそ100件の店舗情報が掲載されており、恐るべしかつめし!と度肝を抜かれた。

さて、石造りの欧風の佇まい、落ち着いたインテリアのパラーディオで注文したのは、いろは食堂の牛かつめし(1240円)。かつめし“初体験”の口はカツを運んだ瞬間、ジューシーな肉のうま味にさすが加古川と唸り、デミグラスソースで潤う口の中へさらにご飯を放り込んだ途端「やりよんな〜!!」と心の中で絶叫。そこからは無心でご飯とデミグラスソースまみれのカツをバランス良く、嵐のようにお箸でかき込んでしまった。

こんなうまいもん、加古川だけだなんてズルイ、ズルすぎる! また食べたくなる、ぶり返すような味に、ローカルフードもとい、ソウルフードの凄さを思い知らされた。

そんな“かつめし”の名店情報も盛りだくさんに掲載した一冊「明石加古川ウォーカー」が、7月25日にいよいよ発売! かつめしのほか、明石の玉子焼や寿司に加古川名物の肉料理などのグルメ情報や遊び場情報、加古川出身の陣内智則の濃い〜インタビューも掲載。明石&加古川、地元民必携の一冊! これを片手にかつめし、ぜひオススメです!

【明石加古川ウォーカー/赤井謙司】

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