バウハウスの真髄を知る企画展が香川県の高松市美術館で開催中
東京ウォーカー(全国版)
香川県高松市の高松市美術館で3月22日(日)まで、「開校100年 きたれ、バウハウス 造形教育の基礎」が開催されている。

1919年、ドイツで建築家ヴァルター・グロピウスにより開校され、2019年にその誕生から100年目を迎えた造形学校「バウハウス」を紹介。バウハウスはナチスの弾圧を受け1933年に閉鎖されるまで、わずか14年という短い活動期間だったが実験精神に満ちあふれ、造形教育に革新をもたらし、今日に至るまでアートとデザインに大きな影響を及ぼしている。
本展ではバウハウスの基礎教育を中心に、各教師の授業内容を紹介。さらに、そこから発展した様々な工房での成果や資料など約300点を展示する。また、バウハウスに入学した日本人留学生である水谷武彦、山脇巌、山脇道子、大野玉枝、4名の活動を一堂に紹介する初めての機会だ。

担当者は「会場内には、バウハウスで行われていた、とびきり楽しい授業を体験できる6つのコーナー『触覚版』『回転混色』『光の彫刻』などがあります。また、高松市美術館だけのミニ企画『よみがえる!旧高松市立美術館』も開催。高松市美術館の前身である旧高松市立美術館は、戦後まもない1949年に戦後初の公立美術館として開館しました。その設計に当たったモダニズム建築の旗手・山口文象は、バウハウス初代校長・グロピウスの事務所で勤務していました。『旧高松市立美術館』を講演会と建築模型等の資料展示を通して振り返ります」と見どころを話す。
この機会にぜひ高松市美術館を訪れて。
ウォーカープラス編集部
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