紙にモノを引っ掛ける!ユニークなデザインの「テープフック」に注目

東京ウォーカー(全国版)

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テープの性質に着目して作られたユニークなアイテムに注目が集まっている。かみの工作所から6月に発売された、紙製のフック「テープフック」(各735円/3種類 ※1セット3個入り)だ。

このアイテムは、“紙を加工してできる道具の可能性”を追求するプロジェクトとして、5月に開催された同社の新商品発表会「ネンチャクシコウ展」のために、若手建築家・鈴野浩一と禿真哉によるユニット「トラフ建築設計事務所」が製作したもの。“粘着素材を使用する紙の道具”をテーマに提案された、正真正銘の“紙のフック”なのだ。

建築事務所で日常的に使用しているテープを切った際、クルッと丸くなる“巻きグセ”からヒントを得たというこのアイテム。「この丸まったテープにモノが引っ掛かったら面白いのでは?」と開発を進め、今回は、クラシコトレーシングという素材を使用。“どう曲げて固定するか”という部分で壁にぶつかったが、試行錯誤を重ねた結果、水で曲げて乾燥させることで原型を完成。最終的には、オレンジやグリーン、ピンクなどで展開する製品の色別に、水に浸ける時間や乾燥させる時間を変えて、商品化に至ったという。

「展示会で、マスキングテープと『tapehook』を混在させて壁面に貼り付けたところ、どちらが本物か区別が付かず、驚く人がたくさんいました。“テープにモノが引っ掛かる”という意外な展開に、触れた人が思わず笑顔になる素敵な商品です。皆さんもぜひ『tapehook』に触れてみてください!」と話すのは、広報の田形さん。現在は、同社の通販サイト「かみぐ」(http://www.kamigu.jp/)や国立新美術館、青山ブックセンター本店といった国内の店舗だけでなく、フランスやシンガポールなどの海外でも販売されている。

切ったテープをそのままモチーフにした“形”、アクセサリーやカギを掛けることができる“強度”など、驚きがいっぱいのこのアイテム。紙の可能性を広げたユニークな発想に、あなたも触れてみては。【東京ウォーカー】

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