アートで神戸の街が“輝き”に包まれる!「神戸ビエンナーレ2011」(10/1~11/23)潜入レポート!

関西ウォーカー

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神戸を代表するアートの祭典「~港で出合う芸術祭~神戸ビエンナーレ2011」(10/1~11/23)のプレスツアーが開催直前の9/30に行われ、個性豊かな入賞作品が披露。その模様をお届けしつつ、イベントの紹介をするぞ!

ことしは『きら kira』 をテーマに、“神戸”の人や街に輝きを与える様々なアートが集り、「神戸ハーバーランド」「ポーアイしおさい公園」「兵庫県立美術館」「元町高架下」の4会場で展示されているぞ!

【神戸ハーバーランド】(神戸ハーバーランドセンタービルほか)では、神戸ビエンナーレのメインコンペティション<アート イン コンテナ国際展>が展示され、コンテナの空間を使って平面・立体・映像・インスタレーションなど自由に表現された作品が並んでいる。大賞に選ばれた『人工地形』(藤木+工学院大学藤木研究室/東京都)は、柔らかな素材を積み重ね、人工的な地形を作り出すというもの。いびつな地形の中に入ると不思議な感覚に包まれる作品。他にも敷き詰められた写真の隙間から光が漏れ出し、美しい輝きを放つ作品『Ten thousand thoughts』(Mikko and Terhi Sallinen/フィンランド)などが展示されている。同会場では<ゲートアート><大道芸><グリーンアート展><現代陶芸展><フォトコンテスト><こども絵画コンクール><いけばな未来展><書道展>などのコンペティションのほか、<工芸展><日本画展><ハートでアートこうべ(障がい者公募作品展)><中国・天津招待作家展><韓国・光州招待作家展><東北から「祈りを紡ぐ」写真展><文化庁メディア芸術祭ネットワークス><パールジュエリー作品展示>などの企画展やイベントも開催されているので、ぜひチェックしよう。

【ポーアイしおさい公園】では、広大な公園を舞台に今回が初となるコンペティション<しつらいアート国際展>の入賞作品が展示され、神戸を見渡せる絶好のロケーション、海に面しているという自然条件を生かした発想力と造形力を問われる空間造形的な作品が並ぶ。大賞の『ポートアイランド レインボーハット』(関口恒男/栃木県)は泥で覆われたドームの中で、太陽の光を水に浸かった鏡に反射させてプリズムを発生させるというもの。ドーム内にはヘッドホンが取り付けられ、自由にダンスすることも可能なので楽しむ要素も満載。また特別賞の『GOLDEN ZERO』(藤江竜太郎/広島県)は地面に金箔を施し、満月や夕陽、夜景などを映して美しい光を放つ作品。昼間は金箔と気付かずに上を歩いていく人もいるとか。

【兵庫県立美術館】では、日本・ドイツ交流150周年を記念した企画展<REFLEXIONEN ひかり いろ かたち>が開催され、オットー・ピーネ、元永定正、ユリウス・シュミーデルなどの作家による驚きの作品が多数展示されているぞ。

【元町高架下】(JR神戸駅~元町駅間)では、高架下の空き店舗スペースを活用して、まちの魅力を発信していくプロジェクト<高架下アートプロジェクト>を開催。空き店舗に残ったキズが蓄光塗料によって光る作品『時を紡ぐ~Marks~』(戸井田雄/東京都)や5mmの厚さにスライスした石材をピラミッド状に積み重ねた『時空ピラミッド』(北川太郎/兵庫県)など時間をかけて地道に作られた作品は圧巻!

以上4会場では、他にも紹介出来ていない驚きの作品が多数展示されているので、是非会場に足を運んでみよう! また神戸ビエンナーレ特別運行船ファンタジー号(乗船券など詳細は下記HPをチェック)を使って、神戸の景色を優雅に満喫しながらの会場移動もオススメだ。

【関西ウォーカー編集部/近藤智樹】

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