被災地からアツい復興への叫びが響く!「石巻ロックフェス」いよいよ開幕!

東京ウォーカー(全国版)

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宮城県石巻市のサン・ファンパークで、東日本大震災の復興支援を目的にした「石巻ロックフェス2011」が10月9日(日)に開催される。

「石巻ロックフェス」は、“復興へ向けて自ら行動する”という強い意志を表す言葉、「海を向いて歩こう」をメーンスローガンに掲げた音楽フェスティバル。会場内には「ロックステージ」「シーサイドステージ」「フードコートステージ」の3つのステージのほか、フードコートやキッズエリアが設置される。フードは、石巻産海鮮物を中心に、東北産食材を使用したバラエティー豊かなバーベキューや、目玉料理としてジャンボパエリアを販売。また、ワークショップの実施などもあり、家族連れでも楽しめるコンテンツが提供される。

出演アーティストは全28組。元BEAT CRUSADERSのヒダカトオルをはじめ、ガガガSPのコザック前田、bloodthirsty butchersの吉村秀樹など、復興を強力に後押ししそうな勢いのあるミュージシャンの参加が決定している。また、同フェスは音楽シーンの根元を支えている国内外のライブハウスと連携しており、地元で絶大な人気を誇るライブハウス推薦バンドが登場。秋田の「LIVE SPOT 2000」推薦の黒、福島の「いわきclubSONIC」推薦のnotice itら6組が、各地元を代表して復興支援の気持ちを込めた熱いライブを展開する。

実行委員会代表・鈴木大輔氏は「石巻に音楽を取り戻したい。できれば熱いロックを。僕が思い、そして、できうる最高の弔いの方法はこれしかありません。うちひしがれている石巻の若い人たちが心を揺さぶられて、心が踊って、みんな一体となって鎮魂の叫びを上げることのできる音楽祭。前を向いて歩くためのパワーをもらえる音楽祭。ロックでしかできないことが絶対にあります。今、この時にこそ、こういう出来事が、イベントが、必要なんだと強く信じています。だから、今、石巻でロックフェスをやります。やらせてください」と、力強いメッセージを寄せている。石巻出身の鈴木氏は、under the yaku cedarでギター&ボーカルを務めるミュージシャン。実家は津波で流されてしまい、自身も被災者の一人だ。

被災者自身が被災地のために企画した、参加型のロックフェス。資金もないまま、鈴木氏の強い意志からスタートし、各ライブハウスへの声掛けもつてをたどり、ここまでの出演者を集めることができた。入場料は無料で、すべては参加者の善意と、全国からの支援で成り立っている。10月9日、被災地の石巻で、熱い復興への叫びと、数多くの拳が上げられることだろう。【東京ウォーカー】

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