「大阪おもろナーレ!」をスローガンに笑いで元気を! 吉本興業が創業100周年プロジェクトを発表!!
関西ウォーカー
1月4日、ことし4月に創業100周年を迎える吉本興業が、スイスホテル南海大阪にて「吉本興業創業100周年 プロジェクト発表会見」を行った。
1912年に大阪天満天神裏「第二文芸館」に寄席経営からスタートした吉本興業は、4月1日に創業100周年を迎えるにあたり、創業の地・大阪に感謝を込めて、「大阪おもろナーレ!」をスローガンに、さまざまなプロジェクトが予定されている。
冒頭で100周年を祝福する街の声がVTRで流れた後、ステージ前に張られた緞帳が取り除かれると、土曜日のお昼の見慣れた光景、吉本新喜劇の舞台セットが現れる。そこに内場勝則さん、未知やすえさん、藤井隆さんなど豪華メンバーが登場し、新喜劇の演出に乗せながら100周年のプロジェクト内容をプレゼンする、吉本らしい発表会見の幕開けとなった。
藤井さんの司会進行のもと、間寛平さんのアースマラソンでは共にヨットで太平洋を横断した、よしもとデベロップメンツ比企啓之社長、かつてダウンタウンのマネージャーだった新田敦生さんなど、吉本通なら誰もが知る吉本社員が、100周年プロジェクトの概要のプレゼンを、練習しに来たという態で舞台に登場。
まずは4月8日(日)に伝統と革新のコンセプトのもと、リニューアルオープンする「なんばグランド花月ビル」のお直しプロジェクトの概要を発表。外観の一新や快適な環境づくりに加え、さらによしもとならではのドキドキとワクワクが詰まった16の新しい店舗がお出迎えする。「地元大阪との絆」をテーマにした1~2階では、粉もんを中心とした大阪のソウルフードはもちろん、よしもと芸人がこよなく愛する名店なども入る。また、B1~1階の333坪もある広大な空間には「全国の皆さまとの絆」をテーマに、吉本が昨年立ち上げた47都道府県エリアプロジェクトの一環となる、大阪初の47都道府県の常設物産展「よしもと47ご当地市場」もオープン! 観て・食べて・買って・得する、新しいビルに生まれ変わる。
その他にも、大阪を盛り上げるさまざまなプロジェクトを発表。大阪市24区と堺市で活動していた小規模寄席「@ほーむ寄席」が100周年を機に、ことしはその活動範囲を大阪府下43市町村に広げ、「大阪43府隊」としてパワーアップ。地域寄席の開催、地元のお祭り・イベントの企画段階のお手伝い、コラボ商品の開発・プロモーションなど、大阪本社の社員・スタッフ、すべての芸人・タレントが地域活性化をお手伝いして、大阪府下全域に「新しいつながり社会」の形成を目指す。また、“賑わいのある街づくり”を目標に「よしもと流タウンプロジェクト」が4月にスタート。第一弾はなんばグランド花月のある大阪市中央区で、大阪市中央区南商店会連合会と一緒に、もっと「笑える」「楽しめる」街づくりを目指す。
会見の最後に締めくくりで登場した吉本興業代表取締役社長 大崎 洋氏は、「吉本興業を取り巻く外部環境はここ数年で大きく変化しました。他社の企業は中長期的な計画をするなか、吉本興業はこの1年が勝負と思っている」と挨拶。
「お笑い」を愛して育ててくれた大阪盛り上げる100周年プロジェクトの詳細は、今後随時発表されるとのこと。100年目を迎える新たな吉本興業に、ますます期待が高まる!
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