ガールズロックバンド「FLiP」 の“銀魂”マニアックトーク

今年1/8から全国5か所でのワンマンライブツアー2012 「女子力アップ×2 TOUR」をスタートさせた沖縄出身4人組のガールズロックバンド「FLiP」（フリップ）。「かっこいい女の子バンドを組みたい!!」という強い衝動から2005年に結成されたバンドで、全国で精力的にライブ活動を行っている。初のシングル「カートニアゴ」に引き続き、2/8（水）発売の新曲「ワンダーランド」がテレビ東京系アニメーション「銀魂」1月クールのオープニング・テーマに決定！　音楽の世界で常に新しいものへと挑戦していく彼女らに、アニメ「銀魂」や新曲について聞いた。

――「カートニアゴ」が主題歌に決まる前からアニメ「銀魂」をご存じでしたか？

（サチコ）知らなかったです。申し訳ないですけど漫画とか読まなくて。

（ユウコ）ユウコはよく「ジャンプ」読んでいるから（知っていました）！

（サチコ）全然アニメも漫画も読まなかったから分からなくて…。でも、タイアップの話があって、それに向けて銀魂について調べようと思って、その時から見せてもらっていたんです。タイアップがあって良かったなって思っています。

――「銀魂」を見た感想を教えてください。

（ユウミ）下ネタがすごいですよね！

（サチコ）くじらさん（お登勢役声優）のドスの効いた声が好きです。「桜祭り」（注：後述）でお会いした時、地声もそのままで感動しました。

――「銀魂」で好きなキャラクターはいますか？

（サチコ）マヨネーズが好きだから、キャラクターに“マヨネーズ好きなやつがいる！”って感動したんですけどね。マヨラーなので（笑）。

（ユウコ）ベタなんですけどエリザベス（笑）。最近テレビでアニメを見て、エリザベスが宇宙に帰るみたいな（蓮舫篇（れんほうへん） ）。結果的に週休2日みたいな。

（サチコ）何それ（笑）。

（ユウコ）エリザベスがバイト制、シフト制だったかな。

（サチコ）設定がすごい！

（ユウコ）最後のオチが最高に面白かったです。

――銀魂ファンとしても大丈夫かなって心配になる話も結構あるんですよね。

（サチコ）危ういですよね。

（ユウコ）パクリとかね（笑）

（ユウミ）キャラクターとかもね、名前すごいよね。まんびらびら子（万平子）とかね。

（サチコ）びっくりしたよー、あんなかわいい声でね。

――昨年8/21に両国国技館で行われた「銀魂桜祭り2011（仮）」 に出演されましたが、普段のライブとの違いはありましたか？

（ユウコ）なんかアイドルっぽかった!!

（ユウミ）うちらアイドル気分だったよね！「こんにちはぁ～」みたいな。

（サチコ）みんながワーッとペンライトを振ってくれて、景色がすごく綺麗で。みんなホントに銀魂が大好きなんだなあって。

（ユウコ）歓声がね。うわあーって。

（ユウミ）うちらはその人達と銀魂なくしてはつながらなかったワケだからね。FLiPのことを、銀魂アニメのオープニングをやっているアーティストが見れて嬉しい！　って思ってくれる。ホント、アニメのそういうところを感じたし、あの会場は声優さんもいて、2.5次元みたいな感じでライブも楽しかった！

――「カートニアゴ」に続いて、1/9から始まるアニメ「銀魂」の1月クールオープニングとして「ワンダーランド」が抜てきされました。その話をいただいた時どういう気持ちでしたか？

（サチコ）すごく嬉しかったです！　ホントにみんなでうわー！　って感じで！　わーわーわーみたいな。

（ユウコ）ちょうど前（カートニアゴ）のから1年後だったんで。

（サチコ）ちょうど今の時期だったね。

（ユウコ）「カートニアゴ」とちょっとタイプの違う楽曲を選んでもらえてホントに嬉しかったです!!

――今回のオープニング「ワンダーランド」はどんな想いで作られたのですか？

（サチコ）銀魂をイメージというよりは、「私達の新しさ」っていうのを求めようかと作って、いい曲が仕上がったねってなって、また銀魂にお願いできないだろうかって話が出てきて。そして気に入って頂いたので。自分たちの中で「カートニアゴ」を超えるって葛藤だったんですよね。その中で違う切り口で気に入ってもらえたってのが嬉しい。

――今回もオープニングにタイアップされているのでまた銀魂のイベントがあれば…。

（サチコ）ぜひ出たいです！　ホントにホントに楽しかったので。

――ウソ予告が多いイベントですけどね。

（サチコ）（仮）ばっかりで!!　当日までタイトルに「（仮）」が付いているのがびっくりですよ。

（ユウコ）こだわるねえ～。

（サチコ）そこまでいくかと。チケット買いたいのにどうなの？　みたいな（笑）。

銀魂とのタイアップで新しい出会いや発見があったと笑顔を見せるメンバー。アニメ「銀魂」と併せて、「emotional」な音を発信していきたいと語るFLiPの今後の活躍にも注目だ。【東京ウォーカー】