ココだけの新作も!日本建築と草間彌生の作品がコラボした展覧会が4/7(土)まで開催
関西ウォーカー
大阪・城東区にある300坪の日本庭園を囲む築60年の家を改装したフランス人がオーナーが運営するゲストハウス「CARPE DIEM(カルペディエム)」では「草間彌生プライヴェートインスタレーションと新作版画展」を、大阪・中之島の「国立国際美術館」で行われている展覧会「草間彌生 永遠の永遠の永遠」と連動して1/8~4/7(土)まで開催。水玉や網目などをモチーフにした鮮烈な作品で世界的にも注目され続けている現代美術家・草間彌生の新作15点を見ることができる。
新作版画はもちろんだが、なんといっても見どころなのは、建物や庭園が草間彌生のアート作品となっている敷地内の空間全体だ。なかでも、風情ある日本庭園の池内に銀色のボールを敷き詰めた作品「ナーシスガーデン」は、日本の伝統的な美と草間彌生の表現する斬新なアートが見事に融合た美しいもの。どこか温かさも感じられる作品だ。
今回の展覧会を企画したオーナーのフランクさんは草間彌生と14年来の親交を持つ。「作品の説明はいらない。見て感じてほしい。その作品を好きだと感じたらそれでいいじゃないか。彼女自身、作品をそのように見てほしいと言っている」と作品の鑑賞法を語ってくれた。そんなフランクさんによる、草間彌生のこぼれ話が聞けるのもココならでは。
さらに、同施設には、4室の客室があり、宿泊することも可能。客室には、草間彌生の20代の頃の写真が飾られ、窓からは中庭の草間作品を見ることができる。展覧会が開催されている期間なら、草間作品に囲まれた生活を楽しむことができる。
また、「カルペディエム」では、家全体で展開する絵画、彫刻、写真、諸々のアート企画展を中核に、様々なイベントを企画している。2/3(金)~5(日)の3日間は、草間彌生をテーマにしたお茶会「茶道塾inCARPE DIEM 草間彌生展スペシャル」を開催しているので、詳しくは同会場のホームページを確認しよう。
日本の伝統的な建物や庭園と草間彌生の生み出す独特の世界がコラボレートした「CARPE DIEM(カルペディエム)」で見られる作品は、世界的にも貴重なものばかり。ぜひ足を運んでここでしか味わえない芸術を体感してみては。
【関西ウォーカー編集部/森智美】
「草間彌生プライヴェートインスタレーションと新作版画展」
開催期間:1/8(日)~4/7(土)
公開時間:14:00~18:00
場所:「CARPE DIEM(カルペディエム)」
住所:大阪市城東区中浜
入場料:無料
問い合わせ:06-6961-0444
ホームページ:http://www.carpediem-osaka.jp/
※上記期間中も、ゲストハウスは通常通り営業中
「茶道塾inCARPE DIEM 草間彌生展スペシャル」
開催期間:2/3(金)~5(日)
開催時間:11:00~17:00 ※5日のみ~15:00 ※途中入場可能
料金:見学2500円、薄茶点前4000円、炭手前4500円、濃茶点前4500円など
ホームページ:http://www.wa-no-kokoro.jp/topics/in_calpe_diem/
■宿泊に関する情報は下記URLをチェック
http://www.carpediem-osaka.jp/en/stay.html
この記事の画像一覧(全9枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介