「ビオフェス」盛況、新カバーガールは美脚の知念ありかさん23歳に

2月4日、沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンターにて県内最大級のビューティーイベント「be-o FESTIVAL 2012」が開催され、女性客を中心に来場者1000人超えの大盛況となった。イベントでは、沖縄の美容フリーペーパー「be-o」2012年度のカバーガールを決定する「第5回　be-o カバーガール・オーディション」も行われ、ファイナリスト15人の中から那覇市在住の知念ありかさん(23)が見事グランプリを獲得。2011グランプリのあゆむさんからガラスの靴を手渡されると、知念さんは瞳を潤ませて喜びをかみしめた。

「知らない方にも応援していただき、みなさんの温かさを感じることができました。ありがとうございます！」。名前が呼ばれた瞬間、知念さんはこれまで3か月間レッスンを共にしてきたファイナリストたちから次々と抱きしめられ感涙した。グランプリとしての最初の仕事が、同誌初となる海外ロケ、グアムでの表紙撮影であることをサプライズで告げられると「楽しみですけど…ちょっと怖いですね。“先進国”に行った事がないので…(笑)」と必死に言葉を発しながらも、興奮と動揺を隠せない様子だった。

「チャンスがあるなら挑戦するのみ、何事にもチャレンジしたい性格」と話していた知念さん。1分半の自己PRタイムでは、ほかのファイナリストたちが得意の歌やダンスなどを披露する中、異色のバルーンアートを披露。ステージに登場しながらも一言も話さずに、黙々とバルーンで「花」を手際よく作り上げ来場者の注目を集めた。その後のあいさつでは、「習得したい言語」だというスペイン語で「差別のない社会を作りたい」と会場に語りかけ、大きな拍手を浴びていた。

166cmの長身、スレンダーで美脚、そして愛らしい笑顔がまぶしい知念さん。カバーガールの“先輩”であるあゆむさんは「オーラがあって、清純さが魅力」と称えた。一方、審査委員長の小川研氏は「レッスンに取り組む姿勢、周りに対する心使い、人が見ていないところでの動きが見えた。また、品格、知性、スマートさを持ち合わせており、『be-o』らしい“内側から出る美しさ”がある」と受賞の理由を語り、「あゆむも素晴らしかったが、また違ったbe-oの時代が来ると思う」と大きな期待を寄せた。

知念さんは2012年4月号より1年間、同誌の表紙を飾るほか、誌面での体験モデルやイベント出演など、多岐にわたって活動を予定。あゆむさんが同カバーガールをきっかけに、県内CM出演などで活躍の場を広げただけに、知念さんの今後の展開にも大きな注目が集まる。また、準グランプリに選ばれたひなこさん(18)、夏実さん(20)、特別賞の石川渚さん(20)、宮里朱（あや）さん(20)らも「2012be-o Girls」として同誌を中心に活動する。

「be-o FESTIVAL 2012」は沖縄のビューティブランド「be-o」が主催する美と健康とエンターテインメントのリアルイベント。オーディションのほか、2009年レコチョク着うたランキング1位を獲得したJulietのライブ＆トークショー、上間綾乃によるライブ、東京・青山のサロン「HAIR DIMENSION 4」のトップスタイリストによるヘアメイクショー、アーティスト・Pokke104による東日本大震災復興支援のチャリティーライブペイント、各ブースでの無料ビューティ体験などが行われ、“美”に関心の高い女性来場者の心をしっかりとつかんでいた。【東京ウォーカー】