『ベルセルク』を語り尽くす生オーディオコメンタリーに窪岡俊之監督が登場

東京ウォーカー(全国版)

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「第4回沖縄国際映画祭」最終日となる3月31日、那覇市・桜坂劇場にてイベント「ベルセルク大好き芸人と学ぶ男の美学」が行われ、『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」の上映と生オーディオコメンタリー、トークショーを開催。イベントには、講師としてケンドーコバヤシ、ジャングルポケット、2700、バッファロー吾郎、さらに同作を手掛けた窪岡俊之監督が特別講師として登場した。

同作は、国内外合わせてコミックスの売上累計が3000万部を突破する、三浦建太郎の人気漫画「ベルセルク」を3部作でアニメ化した第1弾。暗黒の時代を生きる二人の戦士……孤独な傭兵・ガッツと傭兵集団“鷹の団”を率いるカリスマ、グリフィスをめぐるストーリーに多くの人々が魅了している作品だ。

飛行機遅延のため10分遅れの開始となったトークショーでは、司会の竹若元博を中心に、ベルセルク大好き芸人たちのマシンガントークがさく裂。知名度と大人の事情で“ベルセルク応援団”の雑用補佐となったジャングルポケットはちょっと不満顔だったが、特別広報官の2700は、コンビニエンスストアでべルセルクの本を前に「ベルとセルクを交互にとり~、ベルとセルクを交互にとって、ベルとセルクを交互に見る~♪」と、「右ひじ左ひじ交互に見て」のリズムに乗せて地味に宣伝しているエピソードを披露し、笑いを取った。

続いて主人公ガッツと一騎打ちをするキャラクター・傭兵バズーソの声優として同作に参加したこともあるケンドーコバヤシは、講師たちの誰よりも熱いトークを展開。そんな中、バッファロー吾郎Aだけは「生まれてこのかた、漫画というものを一冊も読んだことがない」と衝撃の事実を明かすと、講師として呼ばれているのに「立ち位置が良く分からない」と総ツッコミを受けていた。

そんななか、特別講師としてサングラスに黒いスーツで決めた窪岡俊之監督が登場。「控え室にヤ●ザがおるかと思った!」と話すケンドーコバヤシを笑顔でかわすと、「中世の甲冑を着た人たちのドラマですので、そこでどれだけ(観客を)圧倒できる画面が作れるかということがテーマだった」と見どころを紹介した。

また、次回作『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』(6月23日公開)に声優として参加する2700・ツネは、グリフィスの座を狙っていると監督にアピール。実力を見せようとグリフィスのモノマネを披露するも、これにはさすがの監督も何とも言えないといった様子で、横で見ていたケンドーコバヤシが「70点のモノマネは扱いが難しい」とバッサリ斬り捨てると、会場に笑い声が響いた。

トークショー後、生オーディオコメンタリーがスタートすると、「マナー違反だから、僕はしゃべらない!」と宣言していたケンドーコバヤシも、作品の面白さに引き込まれ、しゃべり&ツッコミが止まらず。途中、窪岡監督が「甲冑は実際に着られるデザインになっている」「合戦シーンの音は実際に剣と剣を合わせて出している」と制作秘話を明かすと、観客も芸人も興味津々で聞き入り、暗闇の中、観客と一緒になって驚き、笑い、楽しむという、ここでしか味わえない空間を大いに満喫していた。【東京ウォーカー】

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