最新アニメやPS3用ゲームも登場! 「ジョジョ展」記者会見で最新情報が続々発表

東京ウォーカー(全国版)

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「ジョジョの奇妙な冒険」の連載25周年を記念して、仙台では7月28日(土)より、東京では10月6日(土)より開催される「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展」。その記者発表会が7月5日、六本木ヒルズにて開催され、原作者の荒木飛呂彦さんら多くのゲストが登壇。各イベントの概要や、新作アニメーション、ゲームの紹介が行われた。

自身にとって初となる大々的な原画展が開催されることとなった荒木さんは、感想を聞かれ「僕は原画には、音楽や舞台のような“ライブ感”が封じ込められていると考えています。それを読者の皆さんに見ていただけることが嬉しくて、今、すごく興奮しています。ジョジョは連載25周年、僕自身の漫画家生活も30周年になるわけですが、これまで描き続けてきて、本当に良かったと感じています」と、胸の内を語ってくれた。

またステージでは「ジョジョ展」の仙台展、六本木ヒルズ展、それらに続いて開催されることが決定したフィレンツェ展のイメージビジュアルも解禁され、各ビジュアルの解説を求められた荒木さんは「今まで外国を舞台にしたイラストばかり描いてきたので、今回は“和”の雰囲気を前面に打ち出してみました。仙台展は七夕をイメージしていて、背景にはだまし絵風にスタンドも紛れ込ませています」と話した。

続いて、六本木ヒルズ展用のビジュアルに関しては「日本といえば富士山。そこに承太郎とイギーが揃えば、もう無敵だろうって気持ちで描かせていただきました(笑)。なんともめでたい一枚ですね」と話し、フィレンツェ展用のビジュアルについては「衣装から馬の鞍まで、すべてGUCCIで統一した徐倫とブチャラティです。ジョルノでもよかったんですけど、極力暗めの色にしたかったので、ブチャラティの登場となりました。イタリアが舞台だし、ちょうど良かったんじゃないかな」と、色使いに対するこだわりを聞かせてくれた。

さらにイベントの後半には、10月より放送予定のテレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 THE ANIMATION」や、開発中のプレイステーション3用ソフト「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」の発表イベントも実施。バンダイナムコゲームスから発売されるこちらのソフトは、シリーズ歴代の主要キャラが総登場する対戦格闘アクションゲームで、スタンド、波紋、騎乗、流法など、ジョジョならではのバトルスタイルが楽しめる点に、会場からも歓声が上がっていた。

見どころ満載の「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展」をはじめ、好評連載中の第8部「ジョジョリオン」や第3弾の発売が待たれる小説版「VS JOJO」、さらには「ジョジョの奇妙な冒険 THE ANIMATION」や「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」など、さまざまなメディアで関連作品が続々と展開している「ジョジョ」シリーズ。まだ読んだことがない人は、この機会に是非、奇想天外な“ジョジョワールド”に触れてみてはいかがだろう。【東京ウォーカー】

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