東海地区屈指の奇祭！“万燈”が練り歩く「刈谷万燈祭」の魅力

7月28日(土)、29日(日)の2日間、愛知県刈谷市で刈谷万燈祭が行なわれる。このお祭り、迫力ある万燈が練り歩く“東海地区屈指の奇祭”として有名な祭りなのだ。

“万燈”とは、半立体的な武者絵を施された、色鮮やかな張子人形のこと。竹の骨組みに和紙を貼り、ロウを引いた上に彩色され、高さ約5m、重さ約60㎏にも及ぶ。この万燈を若衆が一人づつ交代で担ぎ、笛や太鼓のお囃子に合わせて舞い踊る。日が沈み色鮮やかな万燈に火が灯され、真夏の宵闇に浮かび舞い踊る様は実に勇壮！見る人はすっかり魅了されるはずだ。

200年以上続くと言われる歴史あるこのお祭り。この地方では夏になると降雨量が少なく、秋葉神社で雨乞いの祭りが行われていた。この祭礼で笛・太鼓による囃子が初めて取り入れられ、寺横町組によって万燈が登場したといわれている。

「多くの人に万燈祭を知ってもらい、勇壮で迫力のある万燈の舞をぜひ観に来てもらいたい」と話すのは刈谷万燈保存会の加藤副会長。200年以上続くこの祭り。担ぎ手の華麗な舞いやお囃子の演舞を是非楽しんでみてほしい。【詳細は東海ウォーカー14号に掲載】

◆愛知・刈谷　刈谷万燈祭

日時：7月28日(土)　16：30～22：00、7月29日(日)17：00～22：00

会場：刈谷市銀座 秋葉社周辺　愛知県刈谷市銀座2-101

問い合わせ：刈谷市観光協会　0566-23-4100

料金：観覧無料

駐車場：602台（無料）

交通：名鉄三河線刈谷市駅より北へ徒歩5分