WEB連載【GEAR'S VOICE Vol.07】ノンバーバルパフォーマンス「ギア-GEAR-」お盆休みスペシャル！これまでのインタビューを振り返る！

WEB連載【GEAR'S VOICE お盆休み】　ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』コラム

京都で絶賛公演中のノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』の連載コラム（毎週木曜日更新）。

「こんにちは、大名です。京都では8/16に、お盆に帰って来ていたご先祖様をお見送りする五山の送り火が行われました。今回GEAR'S VOICEもお盆休みをいただき、これまでのインタビューを振り返ってみたいと思います。」

【Vol.01 小原啓渡】

この企画で初めてインタビューというものに挑戦しました。いろいろなことが不慣れな感じで、インタビュー場所の方に挨拶をしたり、慣れないカメラ撮影をしたり、インタビューを文章におこしたり、、、仕上げに関西ウォーカーさんのお力を借りて、無事WEBに掲載いただきました。そして初コラムにして、facebookの[いいね!]をたくさんいただくことができました。多くの方に支えてもらっている実感とともに、本コラムのやりがいを感じた瞬間でした。

【Vol.02 新子景視】

出演者さんとじっくりとお話をする機会を得たのも、このコラムのおかげ。人に歴史ありだな、と感じながら、一人のマジシャンの誕生秘話に触れる事ができました。「好きこそ物の上手なれ」という言葉がしっくり来る新子さんですが、彼はマジックが好きなのではなく、マジックを見た人の驚いた顔が大好きなのだろうと思います。

【Vol.03 吉光清隆】

主張しないモノ作り。協調するモノ作り。まわりの能力を引き出しながら、表現を行っていく。アートとは、ずば抜けた独創的な個人の私意が必要なのかと考えがちですが、飾らないこと、そぎ落としていくことも、すごく大切な創造する手法なのだと感じました。

【Vol.04 兵頭祐香】

出会いと岐路の連続によって今がある。縁を大切に自分の関わる人々を大切にする。楽しむ時も悲しむ時も、怒る時も全力。すごくパワフルで情熱的な人であることが、兵頭さんが世に放つアートなのだと思います。

【Vol.05 柴田隆弘】

言葉に頼らない表現。言語による会話ではなく、モノ作りでコミュニケーションを取る。柴田さんから漂う棟梁さんのような力強さの中に、すごく繊細なモノ作りの目線がある事に驚きました。舞台に出演する側の方ではありませんが、ギアは裏方さんもノンバーバルなのかも知れません。

【Vol.06 いいむろなおき】

真摯な紳士。マイムにかける強い想いを語る彼の眼差しに惹きこまれ、気付けば文章は膨れ上がってしまいました。ああ、この人は本当にマイムが好きなんだな、と改めて実感したインタビューとなりました。常に自分を追い込み、常に人を楽しませようとする彼の姿勢に、真のエンターテイナーの姿を見たような気がします。

【ふりかえって】

繰り返しインタビューを行うことで、図らずも「ギア」に集う人々の共通性を感じるようになりました。言葉ではなく、それぞれのジャンルの言語によって「ギア」という演目と対話していること。それぞれのジャンルを極めながらも、常に新しい何かを求めていること。そして他ジャンルとの融合を目指していること。

初回の小原さんへのインタビューにもありましたが、「ART COMPLEX」がキーワードとなり、続々とこの劇場に様々な表現者が集って来ています。

※※次回はギア音楽製作の豊田奈千甫さんにインタビュー予定です。どうぞお楽しみに！※※

【ギア情報】10月11月公演の日程が決まりました！これからも進化し続けるギアに是非ご注目ください。詳しくは公式サイトのスケジュールをご覧ください。