好き嫌いが完全二極化!?プレミアムビール「GRAND KIRIN」を飲んでみた

東京ウォーカー(全国版)

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今年6月に全国のセブン-イレブン(酒類取り扱い店)で発売されるや、わずか1ヶ月で年間販売目標の約6割に当たる5万ケースの出荷を記録したスペシャリティ・プレミアムビール「GRAND KIRIN」(238円)。このビールは“一本で満足できる、重厚感ある飲みごたえのプレミアムビール”をコンセプトに開発された商品だが、その味に関しては様々な意見が飛び交い、物議を醸しているという。そんな本商品の噂に興味を持った編集部は、実際にグランドキリンを飲み、その特徴的な味わいをじっくり検証してみることにした。

早速、編集部内のビール好きが集まり、GRAND KIRINを試飲してみたところ、「瓶を開けた時の香りが強く、『これぞビール!』といった気分が味わえる」「苦味も後味もガツンと強めで、濃厚な風味が堪能できる。アルコールも6%と高めで嬉しい!」「ゴクゴク飲むよりも、ゆっくり時間をかけて味の変化を楽しみたい」といった、好意的な意見が多数上がった。しかしその一方で、「クセの強い味なので、さっぱりとした飲みやすいビールが好きな人には合わなさそう」「ゴクゴク飲みたい時には向いていないかも」「海外のビールや、もっと濃いビールが好きな人には、風味がちょっと物足りない」という意見も出て、噂通りに好き嫌いが二極化する結果となった。

GRAND KIRINは、全キリンビール商品のなかでも最大量の麦芽を使用することで豊潤なコクを表現しただけでなく、ホップを仕込みの段階から使用し、発酵過程でさらに漬け込むという独自の製法で、深い味わいと華やかな香りも楽しめるよう開発された、まさにビール好きのための珠玉の一品だ。さらに日本最軽量140gのビンは持ち運びがしやすく、爽快な喉越しが堪能できるように飲み口も広くデザインされており、“瓶で飲むスタイル”へのこだわりが随所から感じられるのも、このビールならではの特徴だ。

このように、味の深みや飲み方にまで徹底的にこだわったGRAND KIRINは、軽い風味のさっぱり系ビールが人気を集めるここ数年の風潮と照らし合わせると、確かに異端な存在だと言えるだろう。事実、キリンビールが実施した調査では、軽い味を好む20~40代のビール飲用者に9段階で味の評価をしてもらったところ、4.94点という低評価をくだされ、他社商品を含む19種のビールのなかで最低点を記録してしまった。しかし反対に、しっかりした味のビールを好む飲用者に同様のアンケートを取ってみたところ、今度は7.34点と高評価され、全商品のなかで堂々1位に選ばれるという、何とも極端な結果になっている。

また、GRAND KIRINを発売したキリンビールの企業姿勢に対する意見を聞いてみたところ、何と全体の80%に当たる人が「好感が持てる」と回答。この結果から、味の好みは別にしても、常に挑戦的な姿勢でビール開発に取り組んでいる同社に対し、多くのビール愛好家が好感を持っていることが明らかになった。

「重厚感あふれる味わいがたまらない!」という評価が出たかと思えば、「飲み手を選ぶマニアックなビールだ」といった意見も飛び出す、何とも不思議なプレミアムビールGRAND KIRIN。その独特の風味と深く香る余韻は、是非とも実際に飲んでみて確かめてほしい!【東京ウォーカー】

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