【連載「ミスキャンパス立命館2012通信」Vol5】この手で作る~3種類の夏の和菓子~

関西ウォーカー

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ついに夏休みも明け、本格的に学生生活も再開しました。イベント当日まで2か月を切り、多少の焦りと緊張感を持ちつつ、候補者、実行委員共々より一層努力して参ります。

 さて、立命館大学ミスキャンパスのファイナリストが毎回京都らしい体験にチャンレンジするこの連載も第五回目になりますが、今回は今までのような工芸品の文化体験ではありません。今回紹介させていただくのは和菓子です。味だけでなく美しい見た目にもこだわりが必要な和菓子ですが、果たして上手に作ることが出来るでしょうか。

 和菓子の文化体験をさせていただいたのは、三十三間堂の斜め向かいにある七條甘春堂様です。こちらで体験させていただいたのは朝顔、桔梗、石清水という名の和菓子で、この和菓子を作るもとになる素材は「練り切り」といいます。これは、上生菓子に使われる素材の一つです。

 候補者たちは練り切りの扱いに戸惑いながらも、先生の指示のテンポに合わせようと真剣な面持ちで作っていました。先生から同じように教わっていても一人一人雰囲気の異なった作品が出来上がり、ファイナリストそれぞれの個性が表れているようでした。

和菓子を作り終わった後は候補者自身でお抹茶をたて、自ら作った和菓子の桔梗と一緒に頂きました。自分たちで作った和菓子を味わっている様子を見ると6人とも笑顔で、満足気な様子でした。ここで作った和菓子はお土産としていただき、先生から家族や友達と食べて話題にすることで和菓子の良さが伝わってくれたら、とのことでした。

 体験者は観光に合わせて京都らしい体験がしたいという方が多いそうです。しかし、最近では地元の体験者も増えてきているとのことでした。先生は、体験だからと言って簡単なものだけにせず、敢えて難しいものにも挑戦してもらっているそうです。その方が集中できて、達成感もあることから体験者の方もそちらを好まれているとのことです。特に修学旅行生や学生には「この手で作れる」ということを意識して教えており、「自分でも作れる」という発見が自信につながってくれたら嬉しいとをおっしゃっていました。

 私たちは文化体験で自信をつけるという新しい見方を和菓子作りで知ることが出来ました。ファイナリストも様々な文化体験を通じて得た経験で自信を持ってこれからの活動を行っていけるのではないでしょうか。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。ミスキャンパス立命館2012実行委員白井寛人が文章を担当させていただきました。

【文=「ミスキャンパス立命館2012」 実行委員 白井寛人】

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