芸術的な味が!パンのワールドカップで優勝した“世界一のパン”って?

東海ウォーカー

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「クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリー」をご存知だろうか。“パンのワールドカップ”とも呼ばれる大会で、今年3月、日本チームが2度目の優勝を果たしたのだが、実はこの“世界一のパン”が現在名古屋で食べられる。

クープ・デュ・モンドはフランスを開催地に1992年から始まった“パン職人の世界一”を競う大会。各国3人で選手団を構成し、与えられたブースと限られた材料で既定の品目を時間内に仕上げ、その技と芸術性を競い合う、というものだ。

今年3月に優勝を果たした日本チームは、ポンパドウルから佐々木卓也さん、神戸屋キッチンから長田有起さんと畑中尉夫さんが出場。チームを率いた監督は、自身も05年に選手としてクープ・デュ・モンドに出場、3位に入賞した実績を持つ成瀬正氏だ。成瀬氏は「日本は前回の大会でシード権を逃してしまっていたので、今年はアジア予選から参加しました。でもそれを経験することで、いいチームワークができたのではないかと思っています。」と話す。

そんな世界一の職人チームを率いた監督の成瀬氏に、世界一になったパンを紹介してもらった。

まずはポンパドウル。ポンパドウル名古屋店では、出場した本社製品開発課の佐々木卓也さんが大会で作ったパンを発売している。

「シャテーニュ」(367円、10月12日(金)~発売)は栗の甘露煮と国産栗のあん、アーモンドクリームを混ぜ合わせた濃厚なフィリングを包み込んだ、表面の模様の美しさにもこだわった一品。「和栗を主体にしたクリームなので、栗きんとんのような、栗本来の味がしっかりと出ています。これは欧米にはない味わいですね。この季節ならではの味を楽しめると思います」と成瀬氏。

「T クロワッサン」(157円、発売中)はフランス産小麦使用。歯ざわり、口溶け、香りを重視し、ボリュームを出すことで軽い食感になり、バターの芳醇な味わいも楽しめる。「毎回大会で作らなければならなく、シンプルなだけに技術の差が現れるパンです。食感のよさとバターの香りがよく出ていて、おいしいですよ」とコメント。

「T ショコラ」(210円、発売中)は、T クロワッサンと同じ生地で、フランス産チョコレートを包み込んであり、軽い生地とチョコレートの食感の違いを楽しむことができる。「クロワッサン生地とチョコのシンプルなパンで、僕も大好きです!焼きたてはトロッとしたチョコを、冷めてからは固まったチョコの歯ざわりを楽しめます」と成瀬氏は話す。

またもう1店、2名が大会に参加した神戸屋キッチンでは、神戸屋キッチン名古屋ラシック店で、10月5日(金)~18日(木)の期間、数量限定で優勝メンバー考案のパンを発売。「北海道大納言と宇治抹茶のペストリー」(357円 各日25個限定)は飾りパン部門代表の畑中尉夫さんが考案。北海道産大納言小豆と宇治抹茶を使ったクリームをサンドだ。「ブリオッシュ・レザン・アマンディーヌ」(357円 各日25個限定)はパン部門代表の長田有起さんが考案。ラム酒の効いたレーズン入りフィリングを包み込んでいる。

出場したパン職人が大会で作ったパンや、優勝メンバー考案のパンが味わえるチャンス! この機会に是非“パンのワールドカップ”で優勝した実力を味わってみてはいかが?【詳細は東海ウォーカー19号に掲載】

◆ポンパドウル 名古屋店

住所:名古屋市中村区名駅1-1-4 ジェイアール名古屋タカシマヤB2

お問い合わせ:052-566-8698

営業時間:10:00~20:00

定休日:不定休

駐車場:1300台(310円/30分、5000円以上の利用で60分無料ほか)

交通:各線名古屋駅すぐ

HP:www.pompadour.co.jp/

◆神戸屋キッチン 名古屋ラシック店

住所:名古屋市中区栄3-6-1 LACHIC B1

お問い合わせ:052-259-6264

営業時間:11:00~21:00

定休日:不定休

席数:59席

駐車場:約280台

交通:各線栄駅、16番出口より南へ1分

HP:www.kobeyarestaurant.co.jp/

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