女AV監督がAV撮影現場を舞台に描く、女の生きる道

東京ウォーカー

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演劇ユニット「ポツドール」の旗揚げメンバーであり、ポツドール初の特別企画“女シリーズ”の脚本・演出を手掛けた溝口真希子。溝口がペヤンヌマキ名義で2年前に立ち上げた「ブス会*」では、女性の生態&実態を様々なアプローチで見せてきた。第3回ブス会*は「女のみち2012」。下北沢ザ・スズナリにて10月11日(木)から14(日)まで上演される。前回の「女のみち」(06)は、とあるAVの撮影現場に集まった5人の20代のAV女優が主人公で、女同士の嫉妬や確執が露わになっていく人間模様を描いた。今回の作品は、それから6年後の設定となる。

引退したが、30歳を機に女優復帰した元人気ロリ系AV女優・カスミ(内田慈)が、かつてのカリスマレズ女優三代目・橘リカコ(安藤玉恵)と再会するところから物語は始まる。今作の見どころについて、「AV業界では熟女と呼ばれる年齢になってしまった、つまり歳を取ってしまった女たちの、その年齢ならではの苦悩や人間模様を描きます。年齢を重ねたAV女優たち、それぞれの“生きるみち”に注目していただきたいです」とペヤンヌは語る。また、業界ならではの苦労もあったようで、「AV監督でもある私の『AVに出てくる痴女っぽい感じで』という指示が、普段AVを見ない女優陣には、全く理解できないということが判明し、稽古場でAV鑑賞会が行われました。女子6人で真剣にAVを鑑賞する図は異様でした。そして、公共の稽古場に真昼間から響き渡るAVの喘ぎ声…苦情が来ないかドキドキしました」と、尋常ならぬ稽古場だったことがうかがえる。

前評判も高く、チケットはほぼ完売の舞台だが、当日券も連日若干出るとのこと。ずうずうしくもたくましく生き抜く女たちの姿を劇場で確認すべし。【東京ウォーカー】

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