孤高の天才アーティストの全貌が明らかに 「尾崎豊特別展」OZAKI 20が大阪でも開催

92年4月に26歳の若さで急逝したシンガー・ソングライター・尾崎豊の特別展「尾崎豊特別展」OZAKI20が12/30（日）まで心斎橋BIG STEP 地下1階特設会場にて開催中だ。

今年の9月～10月にかけて東京と名古屋で催され大反響を呼んだ本展では、本邦初公開となる本人直筆の創作ノートや、カセットテープに残された貴重な肉声、これまで未公開だった写真を通じて、彼が何を思い、何を憂い、音楽活動を通して何を伝えたかった、その足跡をたどっていく。また、大阪限定として読売テレビに収蔵されていたデビュー直後の取材映像を上映。

今回の特別展では、無名の尾崎豊を見出した音楽プロデューサー・須藤晃を総合プロデューサーに迎え、展示される未公開写真を含むすべての写真監修には尾崎のオフィシャルカメラマンでアートディレクターの田島照久を起用。展示会場は尾崎が幼少から高校生まで使用し、名曲「15の夜」を書き上げた学習机や愛用のギター、衣装を展示する「OZAKI Room」、彼の肉声テープの一部を公開する「OZAKI Keystation」、直筆ノートの未公開ページを展示する「OZAKI Notes」、等身大写真のほか、未公開写真と彼のメッセージで構成された「OZAKI Photos」、特別展のために、造形作家・清河北斗が制作した3Dの尾崎が登場する「OZAKI Objet」など、様々なアプローチによる展示で、天才アーティストの実像に迫る。

突然の死から20年を経た現在も新たなファンを生み出し続ける尾崎豊。今回の特別展を通じて、彼が様々な形で残してくれたメッセージを体感してほしい。