萩尾望都原作の不朽の名作「11人いる!」の続編 スタジオライフ「続・11人いる!東の地平 西の永遠」が初舞台化

2013年3月4日 22:19更新

関西ウォーカー

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漫画家・萩尾望都が1975年に発表したSFロマンの金字塔「11人いる!」の続編「続・11人いる!東の地平・西の永遠」が、男優のみで構成され女性を中心に圧倒的に人気の劇団・スタジオライフにより初めて舞台化される。大阪公演はサンケイホールブリーゼで4/6(土)・7(日)に計3回上演され、チケットは現在発売中。

「11人いる!」は300年前、一つの惑星に創立された宇宙大学国の受験生としてタダトス・レーン(タダ)が乗り込んだ宇宙船に10人のはずが11人の受験生がいた、という不可解な現象から始まるストーリー。多い1人とは誰か?何の目的で乗り込んでいるのか?といった疑心暗鬼の中数々のアクシデントがタダたちを襲うが、仲間たちと助け合い、互いの協力により問題を解決し、タダ達は最終テストに合格する。「続・11人いる!東の地平 西の永遠」では大学入学資格者になったまま帰郷したマヤ王バセスカが統治するアリトスカ・レと宇宙大学を舞台に、前作の受験生たちが東と西によるクーデターに巻き込まれていく。「続・11人いる!」は、今年1月に上演された「11人いる!」の続編となるが、タダトス・レーン役の山本芳樹によると回想シーンなどが丁寧に盛り込まれ「11人いる!」を見ていない人でも楽しめる内容になっているとのこと。

2011年の「11人いる!」の上演時は、東京公演を終え名古屋、大阪での公演を控えた3月11日に東日本大震災という未曾有の天災に見舞われた。一時は開幕も危ぶまれたが、「今演らなくてどうする!」という思いから上演に踏み切り、名古屋・大阪の満員の観客から拍手が贈られた経験が演者の心を強く揺さぶったという。それぞれが心に負を抱えつつも心を一つにして難関を乗り切るという「11人いる!」のストーリーが舞台に大きな力を与え、「未来へ!」というテーマによって高まった劇場全体の一体感が今も忘れられない、とフロルベリチェリ・フロル役の及川健は語る。

今回の舞台では、原作者らがフランスで見てきたというコスプレイベントの影響も大きく、舞台衣装のビジュアルにもこだわったというので注目。許し合い絆を深めることで、未来への希望も感じることができるという「続・11人いる!東の地平・西の永遠」のストーリー。ぜひ目の当たりにして。

【取材・撮影=関西ウォーカー 座親万梨枝】

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