【GEAR'S VOICE Vol.29　PART2】ノンバーバルパフォーマンス「ギア-GEAR-」ジャグラー・渡辺あきらインタビュー＠『ル・グランマーブル カフェ クラッセ』

【GEAR'S VOICE Vol.29 PART1】の続き

渡辺：ギアを知ったきっかけも、いいむろさんが出演されているからですし、彼がいなければ僕はたぶん今ギアには出演していないんじゃないでしょうか。

ちなみに他の出演者の方とのエピソードで言えば、同じジャグリングパートの酒田くん（現在もギア出演中）とも深い縁があります。

ゆうじ：そうなんですか。彼とは以前からのお知り合いなんですか？

渡辺：知り合いと言うか、彼がまだ小さい子どもの頃に、お母さんと一緒に僕のパフォーマンスを見に来てくれていたんです。

ゆうじ：え！そうなんですか（笑）！？そんな彼と一緒の舞台に立ってみて、いかがですか？

渡辺：やはり感慨深いものがありますね。この子は将来ジャグリングをするんだろうなーとは思っていましたが、まさか同じ舞台に立つことになるとは思ってもみませんでした（笑）。

ゆうじ：彼が大きくなってからも交流はあったんですか？

渡辺：いえ、しばらく会ってなかったんです。彼のことは噂では聞いていたのですが、ある時たまたまイベントで一緒になって「お久しぶりです」って声を掛けてくれたんですよ。もうビックリしましたね。あの時の小さな子どもが、金髪の兄ちゃんになっていたんですから（笑）。

ゆうじ：酒田くん、金髪の時代もあったんですね。驚愕です（笑）。

さて、ギアに話を戻します。ギアの大きな特徴として「言葉を全く使わない」ということがあります。それによる難しさはありますか？

渡辺：実はそれに関してはほとんど違和感を持っていないんです。それよりも、普段は一人でパフォーマンスをしているので、他の人と一緒に演技をするということの方が僕にとって特別なんですよね。舞台上でいかにお互いの間を読んでたくさん会話するか（言葉は使いませんが）、それが難しくもあり、非常に面白い部分でもあります。

ゆうじ：舞台でのジャグリングは、照明の光で目が眩んだりということはないんですか？

渡辺：まれにあります。でも、そこはプロですから。お客さんには一番見やすい照明で見てもらいたいじゃないですか？野外でパフォーマンスをする時も、あえて自分が太陽光を受ける方向を向いてパフォーマンスをするようにしています。

ゆうじ：さすがプロですね！渡辺さんはパフォーマンスをする時、どんなことを大切にしていますか？

渡辺：僕自身がジャグリングを心から楽しんでいることがお客さんにも伝わればいいな、と思っています。それがちゃんと伝われば、お客さんもきっと楽しい気持ちになるだろうし、しっかり繋がれると思うんです。

ゆうじ：その感じ、スタッフとして見ていてもびんびん伝わってきます。渡辺さんのジャグリングを見ていると、無条件に楽しくなるんですよね。

では最後に、5月にスタートする『ギア-GEAR-』Ver.3.00ではどんな変化があるのでしょうか？

渡辺：まだ秘密の部分が多いので、あまり多くは語れませんが、もしかすると新しいシーンが追加されるかも！？これ以上言うと怒られそうなのでやめておきます（笑）。ぜひ楽しみにしていてください。

ゆうじ：今後も順次公開される情報から目が離せませんね！Ver.3.00にも期待しています。本日はありがとうございました。

【ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』とは？】


ブロードウェイの『ブルーマン』や韓国の『ナンタ』などで注目を集めた「ノンバーバルパフォーマンス」とは、言葉を全く使わない新しいタイプの舞台公演。『ギア-GEAR-』は、マイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングの超絶パフォーマンスとプロジェクションマッピングなどのテクノロジーが融合した、日本発・日本初の非言語エンターテイメント。舞台は古びたおもちゃ工場。かつてその商品だった人形「ドール」が、作業を続ける人間型ロボット「ロボロイド」とふれ合い、感情を獲得し、人間に近づいていく感動の物語。

待望のVer.3.00が5月3日にスタートします！チケットは3月9日より販売開始！

大人から子どもまで、日本語がわからない外国の方でも楽しめる70分100席限定の衝撃体験を、ぜひ劇場で！