【連載「ポッター平井の激推しアイドル！」第21回】 秋葉原から夢に向かって走り出した“時給1000円アイドル”「バクステ外神田一丁目」

ゴールデンウィーク明けの日本列島に衝撃が走った！

5/8に発売された、バクステ外神田一丁目（いっちょめ）のメジャーデビューシングル『バイトファイター』が、オリコンデイリーチャート1位に初登場！都内でのイベント中にそのニュースを聞いた“バクステの最強兵器”ADなぎさは「頭が真っ白になって、そのあとの段取りが全部吹っ飛びました（笑）」。

ウィークリーチャートでも3位と自己最高を記録した、人気急上昇中のバクステ外神田一丁目とは、東京・秋葉原（千代田区外神田一丁目）にあるアイドル育成型エンターテイメントカフェ＜AKIHABARAバックステージpass＞で、カフェキャストとして時給1000円でアルバイトをしながら、常設されたステージで歌やダンスなどのパフォーマンスを披露し、アイドルになる夢を追いかけている100人以上の女の子たちの総称。カフェを訪れるお客様はプロデューサーとして、お気に入りのキャストを応援・育成・プロデュース（推し≒投票）し、その推しがランキングとして集計されるというシステム。2012年年間ランキング1位の広沢麻衣は「平日は夕方5時までステージエリアで歌やダンスのレッスンをしていて、それをプロデューサーさんが見学することが出来るんです。新曲の振付とかも公開でレッスンしているので、プロデューサーさんも一緒に覚えてくれたりして、そこがバクステの魅力のひとつなんじゃないかなと思います。」

メジャーデビューから3日後の5/11、阪急西宮ガーデンズで発売記念イベントが行われ、ADなぎさ・楠ゆい・菅本亜未・大河華・高宮メイ・浜口藍子・浜嶋彩夏・針尾ありさ・広沢麻衣の9人が登場！降りしきる雨の中、ミニライブを披露しました。

イベント終了後、9人にインタビュー取材を敢行！すると、これまで茨城県出身としてきた楠ゆいが「私、兵庫県生まれの茨城県育ちです！」と語り、メンバー一同を驚かせた。「オリコンデイリー1位はすごいことだと思うんですけど、兵庫県の方は知らないと思うんですよ、私たちのこと。だから今日、こうして西宮に来れたことがすごく嬉しいです！これからもっともっと（バクステの存在を）拡散していきたいです！」。

『バイトファイター』は、彼女たち自身のことをストレートに描いた歌詞と、キャッチーなメロディ＆アレンジが印象的。「＜時給アイドル＞とか、バクステならではの歌詞が多くて、私たちがどんな女の子なのかが、曲を聴いていただければすぐにわかってもらえると思います。」（高宮）

「他の人には歌えない曲だと思うので、これがバクステ外神田一丁目です！と、自信を持ってメジャーに乗り込んで勢いをつけたいです！」と熱く語ってくれたADなぎさは、MVでトレードマークのメガネがズリ落ちていますが、「わざとでしょって、よく言われるんですけど、本当に違うんです！だから、やべっ！と思って、失敗してないですみたいな顔に戻している自分が滑稽です（笑）」。

また、「カップリングの『I believe my heart』と『今夜も・・・』の2曲も、私たちの気持ちや日常生活が垣間見える曲で、歌っている自分たちも元気をもらえるので、聴いて下さる方にも伝わるんじゃないかなと思います。」（広沢）

現在、プロデューサー数は約1万6千人！オリコンデイリー1位を獲得しても、浮かれることなく、まだスタートラインに立ったばかりと、自らを冷静に見つめるキャストたち。

秋葉原の時給1000円アイドルが、AKB48とは違うルートで、夢に向かって走り始めた。

≪バクステ外神田一丁目のおすすめ大阪グルメ≫

●大阪生まれのフリフリ・みっくちゅじゅーちゅ（サンガリア）

　お母さんが大阪に行った時にお土産で買って来てくれて、それが本当に美味しくて、今でも忘れられないです！（浜口藍子）

【取材・文＝ポッター平井】