今夏、消費に意欲的な人が増加!買物場所人気No.1はアウトレットモール
東京ウォーカー(全国版)
企業の4割がアベノミクス効果を実感しているといわれる昨今。三菱地所・サイモンの実施した、首都圏在住の20~40代の女性500人を対象にした調査によると、「今夏、娯楽や嗜好品にボーナスを使う場合、いくらまで支出する?」という質問に、娯楽のために使う1ヶ月の金額は平均で4万1000円(普段の約4倍)、嗜好品のために使う1ヶ月の金額は平均で2万2000円(普段の約3倍)という回答が得られたそうだ。消費者もアベノミクス効果の実感を期待しているのか、普段の支出と比べて、消費に意欲的で、買物を楽しむ人が増える夏になりそうなのだ。では、女性たちはどこで支出するのだろうか?
ここで浮かび上がってくるのが「アウトレットモール」の存在。女性500人を対象に買物に関する調査を実施したところ、「買物をする際に楽しい気持ちになる場所」として1位になったのは、遠方のアウトレットモール(45.8%)だった。続いて2位は、近場のアウトレットモール(44.6%)、3位は駅ビル(40.8%)、4位はショッピングセンター(39.3%)、5位は百貨店(32.8%)の順に。買物に楽しさを感じる度合いは、移動距離とほぼ比例する結果となったが、彼女たちが1位となった遠方のアウトレットモールに求めているのは、小旅行気分とレジャー感のようだ。他では体験しにくい、非日常的な気分がリフレッシュにつながるのだという。
では、遠方のアウトレットモールの利用頻度と女性のタイプにはどのような関係があるのだろうか。関係性を見てみると、遠方のアウトレットモールを利用しない人(142人)より、利用する人(358人)の方が全体的にポジティブで、さらに遠方のアウトレットモールを1年に1回利用する人(229人)より、半年に1回以上利用する人(114人)、つまりアウトレット利用頻度が高い方が、より日々に幸せを感じ、今の自分に満足しているということが判明。遠方のアウトレットモールを利用する人は、新しもの好き&外出好きなようで、情報感度が高く、アクティブな傾向があることがわかった。
幸せを感じる女性ほど遠方のアウトレットモールを利用していることがわかった今回の調査だが、逆説的に、幸せを見つけるために遠方のアウトレットモールを訪れるのもありかも!?買物を楽しむ人々に混じれば、景気の良さもついでに実感できそうだ。【東京ウォーカー】
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