女子アナ＋アイドル！ラジオ発のユニット“pan-Q”がデビュー

福岡で活動するアイドルグループ「LinQ」のメンバー・深瀬智聖(ふかせちせい)と九州朝日放送(KBC)アナウンサー・石井栞(いしいしおり)がアイドルユニット「pan-Q(パンク)」を結成！11月9日(土)に「キラキラのイメージ・RISE」でCDデビューする。同ユニットは、2人がパーソナリティを務めるKBCのラジオ番組「PAO～N」の番組生誕30周年を記念して結成された。デビュー直前の2人に、お互いの印象や楽曲への思いなどを聞いた。

――これまで「PAO～N」では別の曜日を担当していて顔を合わせることはあまりなかったと思いますが、今回ユニットを結成して、お互いの印象はどうですか？

深瀬智聖「石井ちゃんは歌もすごい上手くて、ずっと『石井ちゃんと一緒に(歌を)やりなよ』と言われていたんです。石井ちゃんはぶっ飛んでて、面白い！ だから、2人でやるとしたら笑いに走った曲かなと思っていたんですけど、全然イメージが違ってて、今回すごく素敵な曲を作ってもらったんですよ。石井ちゃんの声って聞きやすいんですよね。アナウンサーでしゃべってるときも、石井ちゃんすごいと思うし。普段しゃべってるときとのギャップが大きいけど(笑)。そのギャップがよかったりします」

石井栞「元々LinQ自体が“近いアイドル”なので身近に感じるんですが、智聖ちゃんはもっと親近感がわく女性。飾らないですし、今の自分にとどまらないで、新しいことにどんどんチャレンジしようとしているところとか、本当に尊敬してます。あれ？なんか真面目になっちゃった(笑)。でも、実はまだあまり2人でいる時間がないんです。11月4日に番組の公開生放送でpan-Qの初お披露目をやったんですけど、それもぶっつけ本番だったんです。初めて一緒にマイクを通したんですよ。2人の声質がすごく似てると言われてうれしかったですね」

――アイドルユニットということで、歌うときの振り付けにも注目ですね。

石井「中学、高校とダンス部だったんですけど、歌いながら踊るって本当に難しい！ お披露目のときも緊張して、ぎこちなかったのが悔しいので、次はもっと堂々と踊りたいです」

深瀬「私は(このユニットで)アイドルの枠を外れたかったんですけど、またアイドルになっちゃった。見てくれたお客さんがみんな優しくて反応がよかったから、結果的にはよかったです」

――ユニットを結成して、周囲の反応はどうですか？

石井「東京の両親がすごく気にしてくれてるみたいで、ブログも毎日チェックしてくれてます。実家は歯科医なんですけど、患者さんにも話してるみたいで『CDを30枚送って』と言われました。受付で売るつもりなのかな？(笑)」

――2人が作詞を担当した「キラキラのイメージ」について聞かせてください。

石井「私は、自分が将来こうなってほしいなという未来への思いを込めて長文で書いちゃったんですけど、智聖ちゃんは智聖ちゃんでキーワードを送っていて、そんな2人が送った思いを合わせてできた曲なんですよね。みんなキラキラを持っているのに、出せない人がすごく多いなと思う。周りの目だったりしがらみだったりで。本当はあるのに出せていないキラキラを自由に放出して、未来に輝いてほしいなと。そこを感じてほしいと思います」

深瀬「えー！すごい！ “キラキラ”は石井ちゃんが書いたもので、私は“イメージ”という言葉を出したんですね。それを合わせて“キラキラのイメージ”というタイトルになったんですけど、私も、明るい未来をイメージしてほしいという思いで歌詞を書いたので、今ここでこの瞬間、それが一致しました(笑)。pan-Qの奇跡！ PAO～N30周年で石井ちゃんと一緒にユニットを組めること自体も奇跡と思う。この曲をきっかけに番組にも興味を持ってもらえたらうれしいし、2人の活動も応援してもらえたらいいな。幅広い方にぜひ聞いていただきたいです」

――今後のステージへの意気込みを聞かせてください。

深瀬「初めてのステージがタジタジな感じだったんですけど、次はもっと堂々と楽しくやりたいな。次はきっと大丈夫だと思う！お客さんの顔が全然見れなくて、はじめは石井ちゃんの顔ばかり見てましたから」

石井「初ステージは自分の歌った声を聞いたのも初めてだったんですね。一回やってみてステージで歌うってどんなものかわかりました。あとで録音を聞いて、やってしまった…とため息つきましたけど。だからって次がうまく歌えるなんて思ってないですけど、次は間違えても、堂々と自信持ってやりたいです！」

11月9日(土)開催のKBC「いちばんのあしたフェスティバル」で2度目のステージに立つpan-Q。さらに、11月23日(土)福岡国際会議場で行われる「LinQちかっぱ全国ツアー2013～新たな挑戦の始まり～」の皮切り公演にも出演が決まっている。可愛らしさ満開のポップチューン「キラキラのイメージ」を一生懸命歌い踊るアナウンサーとアイドル、ラジオ発の異色のコラボに注目だ。