みうらじゅんといとうせいこうが仏像大使に就任!仙台市博物館で室生寺展を開催

東京ウォーカー(全国版)

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仙台市博物館では、7月4日から8月24日(日)の期間、東日本大震災復興祈念特別展「奈良・国宝室生寺の仏たち」を開催。仏像大使のイラストレーターのみうらじゅん、作家でありクリエーターのいとうせいこうがプロデュースした展覧会オリジナルグッズも会場内にて販売する。

「奈良・国宝室生寺の仏たち」は、奈良県・大本山室生寺の全面的な協力のもと、東日本大震災復興を祈念して開催。室生寺は、女人禁制とされてきた高野山に対し、古くから女性の信仰を受け入れ“女人高野”として知られる真言宗の古刹。

その室生寺から、優美な姿で知られる国宝・十一面観音菩薩立像や、写真家・土門拳が「天下第一の美男の仏像」と絶賛した国宝・釈迦如来坐像をはじめ、仏教彫刻や仏画などの仏教美術約93点(国宝2点、重要文化財24点)が出陳される。また、室生寺に魅了された土門拳、写真家の小川晴暘・光三親子、三好和義の作品も展示し室生寺の魅力を多角的に紹介する。

仏像大使プロデュース展覧会オリジナルグッズは、金剛界曼荼羅のモチーフを使用した「見仏タグ」付きのTシャツ(3900円)や、スイッチを押すと十一面観音菩薩立像が映し出されるミニライト室生寺ライト(650円)、十一面観音菩薩立像をみうらが描いたメモパッド(600円)、十二神将立像が薬師如来立像を守護するマグネットシート(800円)といった仏像好きならではのユニークなラインアップになっている。

本展覧会について、みうらは「"あぁ、何とお美しい…"と、(何度も)ため息をついた仏像たちがこのたび、震災復興のため仙台に御出張されると聞いた。"あぁ、これぞ仏の慈悲"。いつもは正面からしか拝観出来なかった仏像が、今回は何と360度!じっくりその御姿を拝めることになった。微力であるが何か僕も御協力することはないだろうかと乗り出した。是非、この機会に仏を身近に感じて頂きたいと思う」とコメント。

いとうも「(今回の展覧会が)チャリティの心ゆえであることを、何度でも確認しておきたい。昔、台風で五重塔が破壊された室生寺。たくさんの人の気持ちで資金が集まり、驚くべき早さで復興された恩を、室生寺は東北に返したいと願った。女人禁制の修行場でなく、悩める女性たちに門戸を開放した室生寺である。慈悲の精神の大きさ、深さが違う。私たちは自然に手を合わせることになるだろう。仏像を通して慈悲に。仏に。」と仏の慈悲深さを語った。【東京ウォーカー】

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