<その3>【10/3(金)~】新作歌舞伎「GOEMON」で片岡愛之助が大阪松竹座に登場!

関西ウォーカー

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※【その2】の続き

Q:新作といつもの歌舞伎とでは取組方が違いますか?

一緒です。役を作るに当たっては、その役を好きにならないと作れませんし。セリフが1個でも、400個あっても、どっちも好きになって、その役を愛せないとできないので。良く、一番好きな役とか一番嫌いな役は?と質問されるんですが、ないんですよね、嫌いな役は。嫌いだと務まらないから、どれも好きですし、その中で一番っていうのは、ないんです。極論になりますけど、ボクにしたら役を務める、演じるということに関しては、「半沢直樹」の黒崎を演じようが五右衛門であろうが、一緒なんですよ。それが歌舞伎か、現代劇かっていうだけの違いで、なんにも変らない。舞台であれ、映像であれ、座頭であろうが、なかろうが、スタイルはまったく変わらないですね。

ただ、テレビや映画とか、歌舞伎以外の舞台にあるものを新作歌舞伎に取り入れたり、歌舞伎で使っていることを、映像など歌舞伎以外で使えることもあるので、どちらに行っても、すごく勉強にはなりますよ。

Q:オフの日は? お休みはないんですか?

基本的に歌舞伎は、ほぼ2回公演で、休演なんかないですからね。1回公演の時とか、空いてる時でも取材が入ったり…。休みは今、12年ぐらいなくって、あと、さ来年まで全部詰まってます。別に自慢するわけじゃないですけど、やりたいことを入れていったらなくなるんです。でも、ボクらにとって、やっぱり声を掛けていただけることは、すごくありがたいことですから。それは12年前から変わらないことです。

ただみなさんによく、「半沢直樹」で大ブレイクしましたねって言われるけど、ボクの生活は12年前から何にも変わってないんです。ただバラエティ番組が多くなったかなっていうことと、街なかで人がよく声を掛けてくれるなってことぐらいで。「炎立つ」は2年前、三谷さんの芝居の話も「半沢直樹」の前に決まってましたからね。だから、「半沢直樹」に出たからって、仕事の内容、全然変わってないんですよ(笑)。

Q:よぉ働きますねぇ。 

好きですからね。だからストレスたまらないんでしょうね。舞台でも、出し尽くして終わり、なんで。これが、イヤヤイヤヤと思ってたら、もう死んでますよね。こんだけイヤな仕事、ずっとさせられてたら。そういう意味では、好きな仕事させてもらってる環境にすごく感謝してます。

【取材・文=ドルフィン・コミュニケーション】

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