秋冬の女は男よりクサイ!?緊急ケアで“臭わない足”を目指す!

東京ウォーカー(全国版)

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男性は4倍、女性は23倍…この数字は、足の“臭い菌”の増殖倍数である。革靴&靴下を着用した男性と、ブーツ&ストッキングを着用した女性を対象に、朝10時の時点と、終日靴を履いて過ごした17時30分に、それぞれの足指の間から雑菌を採取して培養した結果、“臭い菌”の増殖倍数が上記のような結果になった(2007年、シービック調べ)。つまり、ブーツを履く女性の方が男性より、足が臭っている可能性が大きいということだ。

足が臭う原因は汗と角質(アカ)。人間の足裏には汗腺が集中し、1日にコップ約1杯分の汗をかくのだとか。その汗を放置すると、皮膚常在菌によって分解され、臭いを発するのだ。また、足裏は角質層が厚く、摩擦などで表皮細胞が剥がれ落ち、大量のアカとなる。このアカを栄養分にして、皮膚常在菌が繁殖してしまう。そして、靴による足の密閉状態は、皮膚常在菌にとって活動しやすい環境であり、ムレて皮膚の角質層がはがれやすくなる。その結果、皮膚常在菌の栄養素がどんどん増える!という負のスパイラルに陥ってしまう。

周知のとおり、ブーツは靴の中でも特に密閉性が高いため、足の汗で中はムレムレ状態!その湿度、96%という熱帯雨林並みの高さで、皮膚常在菌にとっては天国のような居心地の良さだ。とはいえ、ブーツは秋冬のおしゃれに欠かせないアイテム。ムレや臭いは気になるが、やはり履きたいのが女心だろう。では、どうすれば臭いで周囲に不快感を与えず、少しでも快適に履けるのか?体臭・多汗研究所所長を務める医師の五味常明氏(五味クリニック院長)が、足の臭い対策5か条を教えてくれた。

その5か条とは、(1)天然成分のミョウバンを使った制汗剤を足裏や指の間に塗り、汗を抑えること。(2)靴は素足で履かず、靴下やストッキングを着用すること。(3)1日に何回かは靴を脱ぎ、ムレを防ぐこと。(4)入浴時は足や指の間をしっかりと洗ってからよく拭き、清潔に保つこと。(5)角質は入浴のたびに軽石でこすり落とすなどして、こまめに取り除くこと。

以上が、足の悪臭を防ぐ基本的なケア方法である。他にも、毎日同じ靴を履かずに数足をローテーションして履く、消臭や吸汗効果のある中敷(インソール)を靴に入れる、帰宅後は消臭剤や抗菌剤などを使って靴を乾燥させる、などさまざまな工夫が臭いを防いでくれる。

秋から冬にかけて、飲食店の座敷などに上がる機会が増えるはず。足ケアグッズを使って、さっそく消臭ケアを実践してみよう!【東京ウォーカー】

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