映画「神さまの言うとおり」が絶賛上映中! ヒロイン役の山崎紘菜にインタビュー
関西ウォーカー
「十三人の刺客」や「悪の教典」など多様なジャンルの映画を手がける三池崇史監督が、金城宗幸原作の人気コミックを福士蒼汰主演で映画化。退屈で平凡な毎日を過ごす高校生たちが命がけのゲームに巻き込まれる恐怖を描く。ヒロインのいちかを演じた注目の若手女優・山崎紘菜に本作への想いを語ってもらった。
―今回、初ヒロインに抜擢された時の率直なご感想をお聞かせください。
山崎「いちか役に選ばれた時は本当に信じられなくて、呆然としてしまいました。徐々に喜びとプレッシャーの両方がこみ上げてきて、撮影前はずっとドキドキしていました。アクションも多く、体力を使う現場だと事前にわかっていたので、家の周りをジョギングして体力づくりをしました」
―いちかはどのようなキャラクターだと思われますか?
山崎「生死を分ける危機的状況でも、誰かのためを思って行動できる正義感の強い女の子です。でも強がってしまったり、自分の気持ちに素直になれないところもあって、そこは私に似ていると思います」
―いちかの幼なじみで主人公の瞬を演じた福士蒼汰さんとは初共演でしたが、いかがでしたか?
山崎「福士さんはとても落ち着いていて、いつも気さくに話しかけてくれ、私の緊張をほぐしてくれました。現場で助けてもらうこともあり、瞬同様に頼れる存在でした。巨大まねき猫に立ち向かうシーンで、福士さんはネズミの全身タイツを着ているんですが、私は着る設定ではなかったので、とても羨ましかったですね。私も着たかったな(笑)。撮影現場は同世代のキャストが多いこともあり、高校の休み時間のような、わいわいとした雰囲気でした」
―「悪の教典」以来、三池監督作品には2度目のご出演になりますが、いちかを演じるにあたり、監督からアドバイスなどはありましたか?
山崎「明確なアドバイスではなく、演技について自分で考えるためのキーワードをくださいました。いちかがこのゲームに挑戦するまでの経緯や、彼女の心情を説明してくださって、私がどんな気持ちでいちかを演じるべきなのか、答えを出すまでじっくりと待ってくれました。三池監督は、出演者やスタッフを本当に大切にしている方で、カメラ越しに常に監督の愛を感じていました」
―ダルマや、まねき猫など個性豊かな敵キャラクターがCGで再現されていますが、CG撮影はいかがでしたか?
山崎「相手の見えないお芝居だったのですが、三池監督がシーンごとに敵キャラクターの動きを身振り手振り丁寧に教えてくださりました。いちかたちにとってはゲームが実際に起きていることなので、観る方にリアリティが伝わるよう、想像を膨らませて撮影に挑みました」
―今回アクションにも挑戦されていますが、いかがでしたか?
山崎「まねき猫のゲームは、走ったり転がったりと他のシーンよりもアクションが多かったので大変でした。元々アクションへの憧れが強かったので、三池監督に芝居をつけてもらえたことが嬉しかったです。もっと自分を磨いて『バイオハザード』シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチさんのようなアクションもこなせる女優さんになりたいです」
―最後に本作のみどころを教えてください。
山崎「恐怖の中にも恋愛や、青春が詰まった見どころ満載の作品です。家族や友人に囲まれた平凡な日々の大切さが伝わるとうれしいですね。またCGキャラクターの吹き替えをトミーズ雅さんや、前田敦子さんなど、さまざまなジャンルで活躍されている方々が挑戦されているのでその声にも注目してほしいです」
【取材・文=リワークス】
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