【その1_3/28(土)公演】「舞台になったらピシッとやります」蓬莱竜太の新作舞台に鈴木砂羽が登場!

関西ウォーカー

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群像劇に定評があり、演劇界で注目されている気鋭の作・演出家、蓬莱竜太の新作が登場。同窓会を舞台に、スリリングな人間模様を描く骨太なドラマだ。

同窓会で次々と暴かれていく過去の事実。「正しい」のは誰か、何が「正しい」のか。乾いた笑いを散りばめて描く、今を生きる人々の閉塞感とその果てとは…。

井上芳雄の主演で、小島 聖や近藤正臣ら実力派がそろう作品に、最近はバラエティ番組にも引っ張りだこの鈴木砂羽が出演する。来阪した彼女は、自らの思いを明確に表現することに物怖じしない、とても素敵な“男前”の女優さん。バラエティ番組の彼女の姿しか知らない人は、この舞台、ぜひ観るべし!

Q:蓬莱竜太さん演出の舞台は、今回が初めてですね?

鈴木:蓬莱さんは、一昨年もお仕事のオファーをいただいていたんですけど、その時はドラマに入ってて出ることが出来なくて。今回2度目で、またお声掛けしてくださったので、あ、これはきっとご縁だなと思いまして。

Q:一緒にやってみたい演出家だったのですか?

鈴木:蓬莱さんの舞台に出た知り合いの俳優さんが「すげぇ、いいよ、蓬莱さん。超いいよ!」って、私にいつも言ってたので、すごく興味があったんです。それに、“モダンスイマーズ”(蓬莱が主宰する劇団)に入ってる友人もいるし。だから、期待しています。

Q:今回の舞台で一番楽しみにしていることは?

鈴木:新しい出会いですね。蓬莱さんと初顔合わせだし、あと、初めて顔合わせする役者さんがほとんどなんです。井上芳雄くんも、今回初めて一緒に立たせていただけるので、どんな方かすごく楽しみです。

Q:新しい出会いには、何か求めるものが?

鈴木:求めるじゃなくて、受け止めるもの、ですね。求めていると期待ばっかりしちゃうから、そこにある何かを受け止めるために。それが自分でいい感じに入ってくると、すごく楽しいな~と思いますけど。

Q:人見知りではない? 初めてって緊張しません?

鈴木:あんまり感じたことないんですよね、緊張感とか、人見知りとか。人見知りはするんだけど、「だから何なのさ」って、いつも思ってやってきたので(笑)。

Q:今、バラエティ番組で引っ張りだこですね。

鈴木:いろいろ自分のやりたいことや思ってることを発言していたら、あれよあれよという間に出演オファーが増え、バラエティの印象も随分強くなっていったっていう感じですね。

Q:それに映画に、ドラマに…その中で舞台はどういう位置づけですか?

鈴木:舞台は、生でお客さんの前でアクトするっていう、非常に稀な機会なので。それは、自分から言っていかないと、やれないことですし。そういう刺激的なアクトができるということで、年1回は自分に“活”を入れたいなと思っています。

Q:自分自身に“活”を入れる?

鈴木:そうです。俳優として、ここに立ってるんだっていう実感がなくては、バラエティ番組もテレビドラマもできないんですよ。

バラエティ番組をみなさん、全然違うスキルのお仕事だと思ってる人が多いかと思うんですけど、私の中では役者の延長線上にあります。“ボンビーガール”という鈴木砂羽を演じていたりするので。だけど、それはそれで、素っぽい鈴木砂羽にプラス、あぁいう、おちょけたことをする鈴木砂羽を加えてやってることがおもしろかったので、始めてみたんですけど。そうじゃなくて、今回のように人の脚本や演出で、ピシッと役者として立ってる瞬間が、役者として緊張感が走る瞬間でもあるんですね。それで“活”を入れる、と言いました。

Q:そんな舞台に立つ時、大事にしてることは?

鈴木:毎日同じことをしていても、毎日違う気持ちでいるのがとても不思議だったりするんですよね、舞台って。あぁ、今日も同じことするのに、今日も違った。自分の心持ちひとつで、全然劇空間が変わってくるっていうか。だからそういう新鮮味とか、生で起こることを受け止める、自分の肌や感性で感じるってことが一番大事ですね。

Q:生のお客さんを毎日前にしているから?

鈴木:そうです。だから、そういうことが年に1回でもないと。自分の身体や感性が鈍ってっちゃう感じがするんで(笑)。活性化ですね(笑)。

Q:そうやって舞台ひとつずつ、キャリアを積んで来られた。

鈴木:いやぁ、キャリアも積まないとね、もう42ですし。ちゃんとやってるとこは、やってますよっていう、自分に道筋がほしいんでしょうね。私はほんと、メッチャちゃんとやってるんだけど、あんまりちゃんとやってるように見えなくてね、困っちゃう(笑)。

まぁ、人の評価よりも、自分が思ってどうかっていうことが大切なんで、言いたい人には言わせておけばいい、ぐらいに思ってますけど。

Q:ファンの方たちにメッセージを。

鈴木:まだ、どんな舞台になるかわからないですが、群像劇がおもしろいという蓬莱さんなので、ぜひ、一人一人のキャラクターに注目して観てください。私も、舞台になったらピシッとやりますので、よろしくお願いします(笑)。

※【その2】に続く

【取材・文=ドルフィン・コミュニケーション】

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