傑作ミュージカルのヒロインに抜擢！「田野優花」

WEB連載「ポッター平井の激推しアイドル！」第98回は、AKB48・チームK所属の「たのちゃん」こと、田野優花（たの・ゆうか）。2011年2月、AKB48の第12期研究生オーディションに合格。身長150cmの小柄な身体から放たれる、パワフルでキレのいいダンスパフォーマンスには定評があり、昨年6月に開催された「第6回AKB48選抜総選挙」では45位にランクイン！ 昨年10月、スーパー・ソウルフル・ミュージカル『ウィズ～オズの魔法使い～』のAKB48グループ・メンバーオーディションで、参加した108人の中から、ヒロインのドロシー役（NMB48の梅田彩佳とWキャスト）に選出されたシンデレラガールなのです！ そこで、その大阪公演のキャンペーンで来阪していた彼女を直撃しました！

●祝！18歳の誕生日＆高校卒業

3月7日、18歳の誕生日を迎えた彼女。くしくも当日は舞台の東京公演初日（出番はなし）でした。「梅田さんの初日だったので、ゲネプロと本番を観ていました。舞台裏で、バースデーケーキでお祝いしていただきました！」

そして、高校も無事に卒業。高校生活で思い出深かったことは？「球技大会です！クラスのみんなと一気に仲良くなれました。ドッジボールだったんですけど、優勝したんです！しかも私、キャプテンで！」

●大阪での思い出＆好きなグルメ

AKB48のメンバーとして、握手会イベントやコンサートなどで大阪に来る機会はあっても、なかなか観光に行く時間はなさそうですが、「全国握手会が大阪で2日間あった時、メンバーと一緒に、グリコの看板のところ（道頓堀）とか、梅田にも行きました！大阪の街を結構歩いた思い出があります。電車にも乗りました！今度、遊びに行く時間があったら、USJに行きたいです！テーマパークが大好きなので。」

大阪の好きなグルメは？「たこ焼きが大好きです！大阪に来た時は帰りの新幹線で、『くくる』のたこ焼きを食べるんです。中がトロトロでおいしい！あと、『551』の豚まんも好きなんですけど、最近、シューマイもおいしいよって聞いたので、食べてみたいです！」

●『ウィズ～オズの魔法使い～』オーディションに賭けた思い

スーパー・ソウルフル・ミュージカル『ウィズ～オズの魔法使い～』のヒロインの座を射止めた彼女。合格する自信はあった？「決してあきらめなかったので、そういう意味では自信はずっと持っていました。自信をなくしたら、気持ち的にダメだなと思ったので。」

合格が発表された時の心境は？「合格出来たら、自分の人生変わるんじゃないかって思えるぐらい、大事にしていたオーディションだったので、すごく嬉しかったです！」

　

●宮本亜門さんからのアドバイス

演出は宮本亜門さん！どんなアドバイスがありましたか？「二次審査が歌とダンスと演技だったんですけど、私は演技経験が全然ないから、演技に苦手意識を持っていたんです。その時に、＜ダンスを踊っている時の気持ちを思い出して、やってみなさい＞っていうアドバイスをいただいて。それからは苦手意識がなくなりました。」

●ドロシー役で自分をさらけ出す！

舞台でドロシーを演じている時の彼女は、一体どんな状態なのでしょうか？「ドロシーをやっている時は、何もかも剥ぎ取られて、さらけ出している感じです。その時感じた感情のままに動いているので、すごく気持ちいいです！」

梅田彩佳が演じるドロシーとの違いは？「梅田さんは内に秘めているものの方がたぶん大きくて、私は外に出しているものの方が大きいので、私の方が荒っぽいと思います。」

●大阪で田野優花のドロシーを観れるのは4月4日！

3月22日に千秋楽を迎えた東京公演。4月からは大阪・愛知・福岡で上演されます！大阪公演は、4月4日（土）・5日（日）梅田芸術劇場メインホール。田野優花のドロシーは4日（2回公演）です。「本当にたくさん見どころがあるんですけど、2時間ちょっと、その空間にいるだけでハッピーになれると思います！メッセージ性がすごく強くて、絶対何か心境の変化が生まれる作品だと思うので、一人でも多くの方に観ていただきたいです！」

●新しいことにチャレンジしたい！

最後に、18歳の抱負は？「18歳は新しくチャレンジすることをどんどん増やしていきたいです。殺陣とか、アクションとか。それをやるだけじゃなくて、次に繋げていけるようにもしたいですし、ファンの方にも、いろんな一面を見せられたらいいなと思います！」

AKB48に加入して5年目。自らの手でビッグチャンスを掴み、更なる飛躍を誓う彼女のキラキラした瞳は、輝く未来を見据えています。

◆スーパー・ソウルフル・ミュージカル『ウィズ～オズの魔法使い～』上演スケジュール

＜大阪＞　4月 4日（土）・ 5日（日）梅田芸術劇場メインホール

＜名古屋＞4月18日（土）・19日（日）愛知県芸術劇場大ホール

＜福岡＞　4月25日（土）・26日（日）キャナルシティ劇場

【取材・文/ポッター平井】