三陸の海を眺めながら走る東北レストラン鉄道「TOHOKU EMOTION」を満喫!
東京ウォーカー
青森県・八戸駅~岩手県・久慈間を走る東北レストラン鉄道の旅「TOHOKU EMOTION」。三陸の海沿いを走る列車の中で、東北の食材を用いたメニューを食べられるという、とっておきの旅を東京ウォーカー編集部が体験してきた。
3月末日、東京駅7:36発の東北新幹線はやぶさ3号に乗り、約3時間で青森県八戸駅に到着。そこから11:05発の「TOHOKU EMOTION」に乗り換え、岩手県・久慈駅まで三陸の海岸沿いを走る片道約1時間半の旅だ。まずはレストランを連想させる真っ白いボディを前に記念撮影。列車に乗り込むと個室に案内されたので迷わず窓際に着席すると、よく冷えたウェルカムドリンクが出てきて乾杯。青森特産のリンゴを使ったほのかに甘い炭酸ドリンクがそれまでの長距離移動で少し疲れた体を癒してくれた。
「TOHOKU EMOTION」で提供される料理は人気シェフによる東北の食材を使ったオリジナルメニューだ。この日は東京南青山の人気レストラン「LA’S」の兼子大輔シェルによるオリジナルメニューを楽しむことができた(4/1~は山形の人気イタリアン「アル・ケッチャーノ」の奥田政行シェフが担当)。往路となる八戸駅~久慈駅間は卵や鶏など岩手の食材をふんだんに使ったランチ。笑顔が素敵な客室乗務員が運んできてくれる料理は岩手「小久慈焼」や福島「会津桐」、福島「会津漆」などの東北伝統の器に盛られて提供され、おいしい料理と素敵な器、車窓から見える美しい景色がとても豊かな気持ちにしてくれた。
久慈駅に到着後復路が出発するまでの約1時間は周辺を散策。復路となる久慈駅~八戸駅間は熊谷崇シェフによるデザートとアフタヌーンティーを堪能できた。
初めて見た三陸の海はとても美しかった。景勝地に差し掛かるタイミングでは列車の走行スピードを緩めてくれたり、アナウンスで説明してくれたりとスタッフの心配りも細やか。ふと外を見るとこちらに向かって旗を振る地元の人々が。カメラを構えようとしたが、手を振るみなさんの笑顔がなんだか嬉しくてシャッターチャンスを逃してしまった。おいしい料理と美しい三陸の景色、地元の人々の笑顔。今度は大切な人と一緒にこの「TOHOKU EMOTION」に乗ってみたい。
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